マルコス・アンドレが退団
マルコス・アンドレ(26)がセグンダのレアル・バジャドリーに完全移籍することが公式発表されました。2028年までの5年契約です。
マルコス・アンドレは2021年、ボルダラス監督の要望を受けて、移籍金850万ユーロでバレンシアにやってきました。しかし、バレンシアでは目立った足跡を残せず、今季もバラハ監督の構想外となっていました。在籍2年間での数字は公式戦54試合出場、4ゴール3アシストとなりました。
バレンシアは今回の移籍でこのブラジル人FWの経済的権利の40%を200万ユーロでバジャドリーに売却しました。既にバジャドリーは10%を保有していたため、これでバレンシアと50%ずつ保有することになります。これはマルコス・アンドレが将来他のクラブに移籍する際に、バレンシアはその移籍金の50%を受け取ることが出来るということです。
カバーニとマルコス・アンドレの退団により、バレンシアのストライカーはウーゴ・ドゥロのみとなりました。クラブはセビージャのラファ・ミル獲得に向けて熱心に取り組んでいましたが、昨日セビージャがラファの移籍の扉を閉ざしたという報道が一斉に出ており、獲得が難しい状況になりました。そのためクラブは新たなストライカーの人材をマーケットで探しています。