開幕戦勝利後のバラハ監督のコメント（フラッシュインタビュー＋公式会見）です。完璧な試合をして勝ったチームを労いつつ、「良い試合をして勝ったけど、補強が必要なことは変わらない」と改めてクラブにアピールしました。

──セビージャ戦の評価
「チームとしてこれ以上ない完璧な試合をしたと思います。セビージャに同点にされて苦しい状況になっても顔を上げて戦い、試合で必要とされるリズムとインテンシティをキープできました。この結果とチームの努力に大いに満足しなければなりません。UEFAヨーロッパリーグのチャンピオンであるセビージャを相手に、非常に難しいスタジアムで大きな成果を得ました」

──ディアカビを中盤で起用した理由
「中盤が強く、ダイレクトプレーをし、多くのことを要求されるこのようなタイプのライバルとの試合では、ピッチの中央でエネルギーと一貫したプレーが必要でした。そしてディアカビとペペルでその目的を達成できたと思います。彼らはお互いに非常にうまく補完しあい、チームがピッチ中央で必要としていた安定性を継続的にチームに与えてくれました。加えてディアカビは幸運にもゴールを決めてくれました。彼は文句のない完璧な試合をしました。重要な勝点3の獲得に貢献してくれたので彼には大いに満足しています」

──補強について
「私の意見はナランハ杯後と変わりません。今日のバレンシアは素晴らしい試合をしましたが、シーズンは長く、厳しいものであり、今日の勝利や仕事の成果を超えて、皆さんがご存知の通りいくつかのポジションを強化する必要があると思っています。クラブはそのために取り組んでいますし、私も補強が実現すると信じています。補強は私たちが自ら設定した目標を達成するために必要なものです。マーケットは開かれているので、必要とするポジションを強化できることを望んでいます。既にチームの状況について話し合い、分析したので、クラブは私たちが必要としているものを知っています。今は非常に良い試合ができていますが、シーズンは長く、怪我や出場停止などの要素もあるので、補強が必要です」

──補強のターゲットであるラファ・ミルについて
「私は他のチームに居る選手について話すつもりはありません」

──若い選手たちについて
「彼らは試合のプランを忠実に実行してくれました。成功することもあれば、そうでない時もありますが、重要なことはやり遂げたということです。セビージャのような相手との試合では7～8分悪い時間があると彼らが勝つものです。そしてハビ・ゲラのゴールは大きなメリットをチームにもたらしてくれました」

──ウーゴ・ドゥロのパフォーマンス
「センセーショナルな仕事をしてくれました。戦って、立ち上がって、オフザボールの仕事も上手くこなしてくれました。彼にはゴールだけが欠けており、それさえあれば完璧でした。それでも彼の今日の仕事は評価すべきものです。彼は困難なシーズンを過ごしましたが、それでも自分自身が正しいことを証明しました。私は彼に満足しています」