ノッティンガム・フォレスト戦を終えたトップチームは、これからスロヴァキア＆スイス遠征を行い、遠征中に2試合のプレシーズンマッチを行います。

バラハ監督はこの遠征に参加するメンバーを発表しましたが、そのメンバーからカバーニ、カスティジェホ、マルコス・アンドレ、チュメルト、ユヌス・ムサ、ラチッチの6名が外れました。

MARCAの報道によると、この6名のうちユヌス・ムサを除く5名は既にバラハ監督の構想外となっており、監督自身が既に選手たちに直接その旨を伝えたとのことです。バラハ監督はこの5名には、クラブが移籍先を探すサポートをしてくれること、そして移籍先が見つかるまでは練習でも他の選手たちと同様に扱うが、プレシーズンマッチでは起用しないことを伝えたとのことです。

チームは7月26日AMにスイスから戻り、パテルナでの調整をつつけます。そして、U-21欧州選手権に参加していたママルダシュヴィリとアンドレアウメイダが7月24日から合流、ギジャモンがもう少し後の合流予定となります。

構想外の選手たちについては、クラブが放出のための交渉を進めています。

マルコス・アンドレの獲得に最も熱心なのはアラベスですが、現時点で届いているのは150万ユーロのオファーであり、クラブはこの金額では不十分だと考えています。

カスティジェホについてはトルコのベシクタスからオファーが届きましたが、本人が拒否。クラブは引き続きオファーを受け付けています。

アルゼンチンのボカ・ジュニアーズやサウジアラビア、ウルグアイなどから関心を寄せられているカバーニは、昨季の最終戦、残留をかけての大一番で1分もプレー時間がありませんでしたが、これまで一度も不満を漏らすことなく、バレンシアでのプレーしか考えていない、と強調しています。

また、ラチッチとチュメルトには現時点で具体的なオファーは無いようです。

ユヌス・ムサについてはACミランとの駆け引きが続いています。クラブは一貫して2000万ユーロ以上を求めていますが、ミランはその金額を出すつもりは無いようです。各誌様々ですが、ミランのオファーは1300万ユーロ＋インセンティブと報じているところ、1500万ユーロと報じているところ、1800万ユーロと報じているところがあります。

追記(7/22)
ユヌス・ムサの移籍についてミランと交渉がまとまらなかったため、ムサもスロヴァキア遠征に招集されました。一方、コスケラが負傷のため招集外となりました。カンテラからはゴサルベス、ハビ・ナバーロ、ウーゴ・ゴンサレス、タレガ、テホン、イランソ、アルベルト・マリ、ディエゴ・モレーノが今回の遠征に招集されています。