昨季レガネスにレンタル移籍していたDFホルヘ・サエンス(26)がレガネスに2年契約で完全移籍することになりました。移籍金は40万ユーロ＋将来の移籍金の一部支払いという条件です。

レガネスとのレンタル契約を終えてバレンシアに戻ってきたサエンスは、7月6日からバラハ監督のチームでプレシーズンを過ごしていましたが、再びレガネスの地に戻ることになりました。

2019年にパブロ・ロンゴリアの手によってバレンシアにやってきてから4年、サエンスはバレンシアでは一度も公式戦の出場機会を得られず、ずっとレンタル移籍でのキャリアを続けてきました。バレンシア入団直後にセルタに2年間のレンタル移籍をしましたが、構想外となってしまい、さらにバレンシアに戻ってくることもできずに、2年間でわずか7試合の出場（2年目は出場ゼロ）に終わりました。

2021年に失意と共にセルタから戻ったサエンスでしたが、新たにチームにやってきたボルダラス監督の構想に入れず、ポルトガルリーグのマリティモにレンタル移籍。しかしマリティモでも構想外となり、半年間でレンタル契約を終了し、セグンダのミランデスに移籍しました。

幸せではない3年間を過ごしたサエンスの運命が変わったのが昨季のレガネスへのレンタル移籍です。ガットゥーゾ監督のチームでも構想外となってしまったサエンスでしたが、出向したレガネスではレギュラーを勝ち取り、セグンダで公式戦38試合に出場。テネリフェ時代以来となる充実のシーズンを過ごしました。

関連記事
ホルヘ・サエンス (プロフィール)