エミリオ・ベルナドが退団
VCFメスタージャのGKエミリオ・ベルナド(23)がセグンダのラシン・デ・フェロールに完全復帰することになりました。移籍金は発生しない代わりに、バレンシアは将来の移籍金の50%と、買戻しオプションを保持します。
カステジョン県ラ・バイ・ドゥイショー出身のエミリオは2011年にバレンシアのカンテラに入団。2018年にVCFメスタージャに昇格し、2021年まで10シーズン在籍しました。
2021年の夏に契約満了で一度バレンシアを離れたものの、移籍したサバデルでのプレーで高い評価を得て、1年でVCFメスタージャに復帰。昨季は正GKとしてチームを昇格プレーオフに導く活躍を見せました。
今季はバラハ監督のトップチームでプレシーズンを過ごしていましたが、ジャウメ、ママルダシュヴィリ、リベロとトップチームには既にGKが3人居てチャンスが得られないこともあり、フェロールからのオファーを受けることになりました。エミリオにとって初めてのセグンダ、初めてのプロサッカーの舞台となります。
VCFメスタージャは昨季のセカンドGKだったチャーリー・ペレスが先月末で契約満了、そしてエミリオの移籍で昨季のGKが2人とも退団することになりました。クラブはエミリオの後任としてバルセロナBのニル・ルイス(20)の獲得に動いており、フベニールAから昇格してくるブルガリアU-19代表のヴァシレフ(19)と正GK争いをさせたいと考えています。
また、フベニールAのスペインU-18代表GKビセント・アブリル(18)、フベニールBのスペインU-17代表GKラウール・ヒメネス(17)といった年代別代表経験者がその下に控えていることも忘れてはいけません。
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エミリオ・ベルナド (プロフィール)