カルメロ・デル・ポソを技術秘書に
クラブはカルメロ・デル・ポソ(53)をクラブの技術秘書(secretario técnico)に迎え入れました。スポーツディレクターのコロナの部下という立場になります。
セゴビア出身のデル・ポソは現役時代はGKの選手でした。現役引退後はファンデ・ラモスのコーチングスタッフの一員としてラージョ、ベティス、エスパニョールなどで働いてきました。また、ペペ・メル監督のアシスタントコーチとしてラージョで働いた経験もあります。
2011年にエルクレスのスポーツディレクターに就任。その後、オビエド、レバンテ、デポルティーボ・ラ・コルーニャなどでスポーツディレクターや技術秘書としてキャリアを積み、2020年にエルクレスに復帰。2022年まで同クラブで働いていました。
デル・ポソの評価については賛否両方のエピソードが語られています。
クラブ関係者によると、デル・ポソは移籍マーケットでコストパフォーマンスの良い選手を探す能力に長けているそうです。最近ではモロッコ人プレーヤー、アブデ・エザルズリを発掘したのが彼だそうです。その後アブデはバルセロナに引き抜かれ、今季はレンタル先のオサスナで活躍しました。
一方で、ア・コルーニャでは彼について「デポルティーボで1年半スポーツディレクターを務め、チームを2部Bリーグに沈めた責任者のひとり」と厳しい声が聞かれます。エルクレスでも、RFEF1部への昇格を逃した責任を取って2022年に辞任していました。