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レンタル移籍していた3選手の2022/23シーズン

欧州主要リーグが先週の日曜に終了しました。昨日チャンピオンズリーグの決勝戦も終わりましたが、スペインではグラナダ、ラス・パルマスと共に来季のプリメーラに参加するチーム(レバンテorアラベス)が決まるまでさらにあと1週間待たなければなりません。

レンタル移籍していた3選手の2022/23シーズン

シーズンを終えたバレンシアからはレンタル移籍していた選手たちがチームに別れを告げました。イライクス・モリバはライプツィヒへ、サムエウ・リーノはアトレティコ・マドリーへ、ニコ・ゴンサレスはバルセロナへ。ジェンク・オズカジャルもレンタル契約が終了しましたが、クラブが買取オプションを行使したため、バレンシアに留まることになりました。ジャスティン・クライファートはバレンシアに留まることを望んでいますが、バレンシアは彼の買取金額を支払えないため、ローマへ帰ることになりそうです。

レンタルが終わって去る人もいれば、レンタルが終わって帰ってくる人もいます。バレンシアのトップチームからは3人の選手がレンタルに出ており、今夏のプレシーズンが始まる際には原則戻ってこなければなりません。ウロシュ・ラチッチ(25)、コバ・レイン・コインドレディ(21)、ホルヘ・サエンス(26)の3人は今季それぞれのチームで光と影のあるシーズンを終えました。

ウロシュ・ラチッチ(スポルティング・ブラガ/POR)

ラチッチはポルトガルリーグのブラガで公式戦38試合に出場し4ゴール、約1800分間プレーしました。このセルビア代表MFはブラガで誰もが認めるレギュラーではありませんでしたが、ほとんどの試合に出場し、リーグ戦では3位でヨーロッパリーグ出場権を獲得、ポルトガル・カップでは決勝でポルトに敗れたものの準優勝を果たしました。

ガットゥーゾ監督がチームにピボーテを1人しか置かないスタイルを好み、ギジャモンとニコがそのポジションを占めたため、昨夏は移籍マーケット終盤にバレンシアを去ることになりました。ニコはバレンシアを去りましたが、カンテラからハビ・ゲラが台頭してきたこともあり、バレンシアが彼をどのように評価し、今夏どのように取り扱うかは未定です。

コバ・コインドレディ(レアル・オビエド/スペイン2部)

コバ・コインドレディはバレンシアのトップチームでの実績をさほど持っておらず、出場機会を得て選手ととして成長する"武者修行"の目的でオビエドにレンタルされました。そこで彼は、2人の監督の下で異なる2つのステージを経験しました。シーズン序盤はヨン・ペレス・ボロが監督を務め、コバはオビエドに加入してから最初の5試合に出場しましたが、怪我で戦線離脱。ピッチに戻れたのは約3か月後でした。

コバの負傷中、10月中旬に就任したアルバロ・セルベラの下では、彼は継続性を持つことができませんでしたが、1ゴール、2アシストを記録しシーズンを終えました。セルベラ監督はインタビューで「彼の能力を最大限に引き出す方法を見つけられなかった」と語るなど、シーズン中の関係はあまり良いものとは言えませんでした。

彼のポジションは4-1-2-3システムの2のポジションになります。今季、このポジションを務めたのはアウメイダ、ユヌス・ムサ、イライクス・モリバでした。イライクスが去り、ユヌスとアウメイダにオファーが届く可能性が高いことを考えると、彼は必要な戦力のように見えますが、クラブは今季の彼の成績に満足していないため、再度レンタル移籍となる可能性が高そうです。

ホルヘ・サエンス(レガネス/スペイン2部)

バレンシアが抱えているもうひとりのレンタルバック選手はホルヘ・サエンスです。4年前にテネリフェからやってきて以来、まだバレンシアのシャツを着て公式戦でプレーしていないため、最も興味深い例と言えるでしょう。このCBは当時、スペインサッカー界の大きな期待を背負ってバレンシアに加入しましたが、レンタルに次ぐレンタルを重ね、しかもその経験は充実していたとは言い難いものでした。

彼の2022/23シーズンは、これまで難しい3年間を過ごしてきた彼の運命を変えるかもしれません。今季レガネスのシャツを着たサエンスは異論の余地のないレギュラーとして公式戦38試合に出場(うちスタメン36試合)して活躍し、レガネスの色を守りました。

サエンスとバレンシアの契約は2024年6月までありますが、バレンシアに彼の居場所はありません。しかし、今季の活躍で彼を評価するクラブが現れれば、これまでと異なりバレンシアは彼を収入に変えるチャンスを手にします。現時点ではレガネスがサエンスをチームに留めたがっています。

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