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バラハ監督のベティス戦前日会見(2023/6/3)

バラハ監督のリーグ最終節の前日会見です。先日のマルチェナの会見と同様に自力で残留を確定させるために、ベニート・ビジャマリンから勝点を持ち帰ることを目指しています。また、この試合が現役ラストマッチとなるホアキンについてもコメントしました。

バラハ監督のベティス戦前日会見(2023/6/3)

──バレンシアでのあなたの仕事を自分自身でどう評価しますか?
「現時点ではあらゆるタイプの評価はできません。私たちには決定的な試合が控えており、今はそれについてしか考えることはできません」

──モチベーションはどのくらいありますか?
「長い間低い順位で大変苦しんできたので、モチベーションは高いです。私たちは非常に複雑で困難な時期を乗り越えてきました。そして明日、最後の試合を迎えます。自分たちの仕事をうまく遂行し、良いメンタルで臨み、勝つことを考え、良い競争をする最後のチャンスです。明日、最終目標を達成すること、それだけを念頭に置いて臨みます」

──6チームでの残留争いになります。他会場の結果を考えながら戦いますか?
「明日は自分たちの試合についてだけ考えます。素晴らしいチームと、彼らのスタジアムでの対戦です。自分たちが目指す試合になるように、良い仕事をしなければなりません。他会場の試合もそれぞれのチームにとって重要な試合であり、残留の条件には多くの可能性・バリエーションがあります。ただ、私たちは自力で目標を達成できる状態にあるのですから、自分たちの仕事に集中するのは当然です。いろいろな可能性を考えるとそちらにエネルギーが奪われ、大切なものから遠ざかることになります。レアル・ベティスについて考え、自分たちの仕事をうまく行うことを考え、残留を確定させるための勝点を得ることを目指しています」

──選手たちのコンディションはいかがでしょうか?離脱者は居ますか?
「今週も良い練習ができ、ほとんどの選手たちは良い状態にありますが、コンディションが悪く試合に出られない人もいます。コンディションがピークにあって、良い結果を得るためのパフォーマンスを発揮してくれる競争力のある選手たちを並べたチームを、私たちは準備するつもりです」

──デ・ラ・フエンテ(スペイン代表監督)が今週発表したスペイン代表のリストにガヤの名前を加えませんでした。
「私が試合に関係ないことを話すのが好きではないことを皆さんは既にご存じだと思います。ホセ・ガヤは良い状態です。偉大なプロフェッショナルであり、私たちのキャプテンです。代表監督が今回は彼を呼ばないと決めた、それで終わりです。バレンシアがプリメーラに残るためにガヤがどれだけ重要でどれだけ求められているかを、彼(代表監督)は認識しなければなりません」

──トップチームでのチャンスを与えられていないファクンド・ゴンサレスがウルグアイA代表に招集されました。彼との契約は今月で切れます。
「ファクのことも、彼の将来のことも、私は評価することができません。私たちはベティス戦のことだけを考えています」

──ファクと同じCBのカンテラーノ、クリスティアン・モスケラも今季はチャンスを手にできませんでした。
「クリスティアンは素晴らしい将来性を持った子ですし、アカデミーの他の子たちも将来を見据えてクラブで非常に良く働いてくれています。数人のカンテラーノたちにはチャンスが回ってきて、彼にはそれが訪れませんでしたが、それでも彼の将来が素晴らしいものであることは確かです。シーズン終盤で私たちが抜擢した子たちと同様に、彼も間もなくその瞬間を迎えることになるでしょう」

──どのようなゲームプランで臨みますか?
「試合には多くの局面があります。ボールを支配できる時間帯は上手く攻撃する必要があり、そうでない時は上手く守らなければなりません。また、素早いトランジションがある時もあれば、拮抗する時もあるでしょう。セットプレーなどもまた異なる局面です...。私たちは試合のあらゆる面で完璧で競争力のあるチームになるよう努めています。チームは良い戦いをしており、調子は良いです。私はバレンシアが良い仕事をしてくれると期待していますし、勝つと信じています」

──明日の試合はベティスのホアキンの現役ラストマッチです。
「彼とはここバレンシアでも、スペイン代表でもチームメイトでした。ファンタスティックな男であり、あらゆる面で素晴らしいキャリアを築いてきました。彼が子供の頃に抱いていた夢のほとんど全てを叶えて、ベティスに戻ってきました。サッカーの世界では自分のキャリアを適切に評価される機会を与えられない場合もありますが、彼がそうならず、ファンにお別れを告げる機会を持てたことを嬉しく思います。彼にとって明日は良い機会となるでしょうが、私たちの優先事項はバレンシアが勝つことです。私たちが勝った後で、彼の素晴らしいキャリアを祝福したいと思います」

──あなたにとってバレンシアでの最後の試合となるかもしれないという思いはありますか?
「ベティス戦以外のことは考えていません。私たちは自力で目標達成するための可能性を残したまま最終節を迎えることを目指して取り組んできました。そして明日、その総決算となる試合を迎えます。目指したゴールに到達するための困難なマラソンの最後の数キロメートルを走ります。これ以上のモチベーションはありません。力と決意を持って素晴らしい試合をして走り終えなければなりません。冷静に、冷静に臨むつもりです」

──あなたがここまで戦ってきて最も手ごたえを感じている仕事は何でしょうか?戦術面、あるいは心理面でしょうか?
「正直なところ、私たちは最初から選手の名前、年齢、ステータスに目を向けることなく、あらゆる面でパフォーマンスを追求してきました。試合での秩序と努力の継続性を備え、崩れることなく、常に試合の中で活きているエネルギーに満ちたチームを目指しています。良い瞬間も悪い瞬間もありました。コンペティションはそれぞれのチームに適切な立場を与えます。第38節で私たちがまだ目標を達成できていないとしても、それは様々な理由の積み重ねによるものであって偶然ではない、私たちはそれを認めなければなりません。冷静でいようと努めてきましたが、残留圏まで勝点3が必要な状況だったり、12試合で1勝しかできなかったりとそれも簡単ではありませんでした...。私たちは自分たちが何をやりたいのか、どんなチームになりたいのかについて、非常に強く主張してきました。そして明日、セビージャでそれを再び証明する機会があります。私たちにはその能力がありますし、再び証明してみせます」

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