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アルメリア戦を終えてバラハ監督のコメント(2023/04/09)

アルメリア戦後のバラハ監督のコメントです。前半終始攻勢に出ながらフィニッシュの正確性を欠いたこと、後半最初に集中が切れて失点したことに怒りを見せました。また、アルメリアまで駆けつけたファンに勝利を捧げられなかったことを悔やみました。

アルメリア戦を終えてバラハ監督のコメント(2023/04/09)

──ニコの負傷中に先制点を奪われましたが、ピッチでの集中が足りなかったと感じますか?
「とても怒っています。前半にリードするためのオプションやシチュエーションがあったにもかかわらずゴールを奪えませんでした。そして後半の立ち上がりのミスは断じて受け入れられないものです。たとえ私たちが10人であったとしても起こしてはならないものでした」

──試合を評価してください。
「前半も後半も、立ち上がりの時間帯はややこしいものです。それを理解しながら先制された次のアクションでさらに2点目を追加されたことに怒っています。私たちは試合を通じて詳細な部分まで仕事をし、良い試合をしながら、2つのアクションによって負けてしまったからです。2点奪われた後で反撃して2-1にしましたが、この試合でアウェーでのダイナミクスを変えたかったので、今日の私の不満はとてつもなく大きいです。勝点を獲りたかったのにそれが出来なかったという点で、難しい一日になってしまいましたが、絶望したり全てが終わったと考えるようなことはありません。10試合残っているので、状況を変えるために、戦い、働き、充分な勝点を咥えていきたいと思っています」

──残り10試合、チームは状況を改善できるでしょうか?それともこのままセグンダに落ちてしまうのでしょうか?
「厳しい意見があることは承知していますが、それは極端です。勝点を獲得するチャンスがあり、勝つためのチャンスを作り、うまく処理できなかった2つのエラーで敗れたのですから、怒る人がいるのもわかります。しかし、私たちは諦めませんし、これ以上改善できないなどと考えることもありません」

──負傷者の状況はいかがですか?
「できる限り負傷者を取り戻さなければなりません。ジャスティン(・クライファート)は筋肉系統の故障だと思います。ニコはちょうど前節と同じように、足首に相手選手に乗られてしまいました。ジャスティンのようにゴールや推進力を与えてくれる選手や、ニコのようなバランスをとれる選手が離脱してしまうことは、私たちに何の役にも立たないネガティブなダイナミクスが来ている状況と言えます。加えてニコがピッチから離れている間に1-0にされてしまいました。こういうことがあっても私たちはミスを最小限に抑えなければなりません。ミスを最小限に抑えなければ勝つことは難しくなります」

──今季はセットプレーに苦しんでおり、今日も失点してしまいました。
「セットプレーの守備にはずっと取り組んできました。これまでの試合で改善も見られたと思いますが、今日はマーキングの変更があったアクションで集中が切れてしまい、ギオルギ(・ママルダシュヴィリ)の飛び出しもうまくいかなかったことで失点となりました。あの場面では集中力、インテンシティを切らさないこと、シュートを撃たれないことが大事です。アルメリアが2-0でリードするに値しない試合でしたが、私たちが自らのミスでそうしてしまいました。しかし、サッカーというものはそういうもので、自分たちのチャンスにゴールを奪えず、ミスをすればペナルティを受けるものです」

──得点が必要な状況でありながら、カバーニの出場が遅かったのは何故でしょうか。
「負傷者の交代で2つの交代枠を使ってしまいました。オープンな試合で怪我や退場など多くのことが起こる可能性があり、残り30分で交代枠を使い切ることはできませんでした。2-1のスコアで、可能性がある試合で10人になるわけにはいかなかったからです。最後の15~20分は2人のFWをエリア内に配置し、クロスで活路を開こうとしましたが、うまくいきませんでした。物事がうまくいかないと、さほど難しくない試合も難しくなります。私たちは自己批判を行い、この点を改善すれば勝利が近づくと考えています」

──問題は選手たちの危機感やクオリティの欠如でしょうか?
「選手たちのメンタリティやクオリティの問題ではありません。チームはこの状況から抜け出すことを求めて戦っています。バレンシアのような偉大なクラブでこのような状況に置かれることがどれだけ難しいか、選手たちがどれだけ苦しんでいるかを皆さんにも理解してもらわなければなりません。選手たちは現状を良く認識していますし、勝点を獲得する必要性を感じています。これをすぐに達成することは簡単ではありません。プロセスが必要です」

──残りの10試合を戦うチームが、これまでの28試合を戦ってきたチームと同じではないと信じられる理由は何でしょうか?
「今日は怒っていますが、私はチームを完全に信頼しています。セビージャ戦で応援してくれるファンのために自分の仕事に全力を注ぎます。勝点3を得るためには希望と勇気を持つことが必要です。難しいことは明らかですが、あと10試合もあるのに何故状況が変わらないと思うのでしょうか? 1ポイント差、2ポイント差で、まだ直接対決があるのです。この選手たちと私たちのファンが居れば、状況を変えることが出来ると信じています」

──クライファートがPA内で倒された場面、PKの可能性についてどんな意見をお持ちですか?
「ボールはGKの上を抜けていましたし、PKのように見えました。私から見てPKと退場処分に値するアクションだったと思います。しかし、いつもと同じでそれはVARが決めることです。担当者がとても明らかなリプレイ映像を見ていたとしても」

──ファンにどんなメッセージを残しますか?
「これはファンの皆さんが一緒に居てくれないといけない戦いです。難しい状況ですが、皆さんと共に私たちは強くなり、状況を変えることが出来ます。残り10試合で勝点30が残っています。今日の私たちに大幅に改善できる点が2~3あったことは確かですが、それ以外の点でチームは改善し、ゴールを奪うチャンスもありました。改善できると信じて仕事を続けなければなりません。ファンの皆さんには、私たちと一緒に居て、私たちを信じ続けてくれることを願っています。この試合のために駆けつけてくれた人たちに今日は喜びを届けられませんでしたが、感謝の気持ちを伝えたいと思います」

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