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ラージョ戦を終えてバラハ監督のコメント(2023/04/03)

ラージョ戦後のバラハ監督の公式会見です。後半のチームのリアクションを評価し、次の日曜のアルメリア戦では勝点3を得られるような状況を作り出したと強調しました。

ラージョ戦を終えてバラハ監督のコメント(2023/04/03)

──今日の試合を評価してください。
「私たちが見たまま評価しなければなりません。試合の序盤、相手の最初の危険なアクションで失点してしまいました。そこからは私たちの時間になり、ジャスティン(・クライファート)が決定機を迎えましたが、ゴールになりませんでした。前半の相手チームとの差は決めたか決められなかったか、そこだけだと思います。ハーフタイムを挟んでからは、スコアで不利な状況であり、良いカウンターを持っていてサイドに推進力のある良いチームが相手だったので、難しい試合になりました。

難しい状況に直面しながら、チームは個性、メンタリティ、パーソナリティを引き出しました。後半はエリア侵入、チャンスメイク、試合支配の点で私たちがはるかに優れており、相手にほとんど何もさせませんでした。勝点3を獲りたかったのですが、後半の勢いは非常にポジティブにとらえています。メスタージャのサポートを受け、団結した選手たちのリアクションによって、勝点を増やし続けられるという希望を持って先を見据えることができます」

──負傷交代したニコの状態はいかがですか?
「相手選手に乗られた形になり、捻挫をしていると思います。後半開始時点で彼がプレーできるかどうか見極めようとしましたが、最終的に交代しました。最初の診断では軽度の捻挫です」

──ハーフタイムにどのような指示を出しましたか?
「私たちは自分が置かれている状況に対処する方法を知っています。ホームで負けている時、今の順位を踏まえると焦って緊張してしまうのが普通ですが、今日は冷静さを保つように努めながら、ゴールを求めて試合のテンポを上げました。ゴールはPKによるものでしたが、あのまま続けていれば他の形でもゴールが生まれていたと思います。後半は、自分たちの中にあるもの、ファンが求めているもの、つまり最大限の力を発揮して全てを出し切るつもりで相手を強く押し込みました。後半から入った選手たちも全てを出し切りましたが、勝点3が獲れなかったことは残念です」

──前任のガットゥーゾは"恐れている"という言葉を繰り返しましたが、あなたは現在の状況を恐れていますか?
「私は何も恐れていません。病気や、子供たちに何かアクシデントが起きることについては恐れることもありますが、サッカーで恐れることはありません。やらなければならないことは、働いて、選手たちに私たちのプランを信じさせることです。これはある日突然達成できるようなものではありません。

今日は勝点1を得ました。試合前は勝点3を欲しかったのですが、この試合では0ポイントに終わるか1ポイントもぎ取るかのどちらかを選ぶ試合になったので、私は勝点1を獲る方を好みます。今のチームは、私がここに来た時よりも良い状況にあります。シーズンの別の時期であれば、今日のような試合で引き分けることもできなかったでしょうし、今日は追いついたことを私はポジティブに見ています」

──今日のカバーニをどう見ましたか?
「怪我で6週間プレーしていなかった選手であり、コンペティションのリズムを取り戻すことが必要です。それは試合に出ることによって作られるものなので、今日はスタメン起用しました。彼は自分の仕事を行い、役割を果たそうとしましたが、前半は後半ほどチャンスがありませんでした。彼が私たちに与えてくれるもの、彼が見せてくれるものはチームにとって重要であり、私たちは最高の状態のカバーニを取り戻さなければなりません。私は彼がチームを助けてくれると確信しています」

──ガブリエウ・パウリスタの招集外の理由を教えてください。
「パウリスタも全体練習には復帰していますが、4~5週間の怪我から復帰したばかりです。私たちは全ての選手について、ピッチに入る時に問題を抱えないという保証を必要としています。彼は豊富な経験とチームに貢献できる超越性を備えており、チームにとって重要な存在です。ただ、私たちは完全に回復した彼を求めています。彼が大丈夫な状態になったと判断できたら、彼がピッチに立つ時が来るでしょう」

──クライファートがPKキッカーを務めました。
「先日、私が見ていたらウーゴ(・ドゥロ)が外してしまったので、今日は見ないようにしていたらゴールになりました。私たちは、選手が自分に自信を持てるように努めていますが、今日はジャスティンがPKのキッカーを志願して、幸運なことにそれがゴールになりました。彼が蹴るというのは良い判断だったと思います。私たちがPKキッカーを指名するときは確実にゴールになるように努めていますが、PKを蹴る役割の人が自信を無くしている時もあります。今のチームのダイナミクスでは、過去の試合のようにPKを外してしまった場合に全てがネガティブになってしまうので、PKをしっかりとゴールに変えることが重要でした」

──次節は残留争いの直接のライバル、アルメリアとの一戦です。
「ダイナミクスが変化するタイミングは常にあります。そのために今日は勝点3を獲りたかったのです。今の状況をひっくり返すために多大な努力をしてきましたし、勝つチャンスもありました。私たちと同じ目標のライバルであるアルメリアとの試合に向けて、今日の試合をポジティブにとらえていかねばなりません。メスタージャで手にした感覚と圧力をアウェーにも持ち込まなければなりません。それを活用してアウェーでの成績を改善し、ダイナミクスを変えたいと思っています」

──あなたが望んでいたスエシア通りからのスタジアム入り、今日は実現しました。
「月曜開催の試合はファンにとって難しいものです。チームがスタジアムに到着するのが19:30であり、多くの人がまだ働いていることを考慮しなければなりません。それでもメスタージャに集まってくれたファンがチームを押し上げてくれたことには感謝の言葉しかありません。チームが生きている、気迫がある、とファンに感じてもらうことが重要です。次のホームゲーム(セビージャ戦)は日曜ですし、集まった大勢のファンからの驚異的な歓迎を受け、選手たちがファンが自分たちに欠かせない存在であることを再認識するためのチャンスがあると信じています。バレンシアのファンはいつでも最高ですが、あの瞬間はさらに特別なのです」

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