バレンシアCF応援サイト VCFJAPAN.ORG バレンシアCF応援サイト VCFJAPAN.ORG

VCFJapan.org is the forum for Valencianistas in Japan.

Navigation
Valencia CF

VCF News

バラハ監督のオサスナ戦前日会見(2023/3/10)

オサスナ戦を明日に控え、バラハ監督の公式会見が行われました。9月以降ホームでの連勝がないことを認識しているバラハ監督は、メスタージャを要塞にし、ホームで勝点3を獲ることが不可欠であると話しました。

バラハ監督のオサスナ戦前日会見(2023/3/10)

──負傷者の復帰状況はいかがでしょうか?
「ガヤは順調に回復しています。ニコは復帰までの最終段階にあります。実際今週はずっと全体練習をこなしました。2人とも明日の状況を見てから判断します。彼ら2人については復帰時期は一緒でも事情が異なります。プレーしていない期間がガヤは2週間、ニコは2か月とう長期間で、多くのプレーリズムを失っていますし、ピッチに入るのもガヤよりはリスクが高いです。また、カバーニも復帰までの最終段階にあります。来週には全体練習に復帰できる見込みなので、次の試合では彼に頼ることができるかもしれません」

──明日の試合で目指すもの・望むものを教えてください。
「明日は非常に重要な試合です。再びメスタージャに戻ってきますが、9月以来ホームでの連勝がありません。今の私たちにとってはそれが不可欠です。メスタージャはライフラインでなくてはなりません。チームがメスタージャで継続性を持ち、スタジアムを要塞に変え、ホームで強いと実感できるようにしなければなりません。それがこの状況から抜け出し、順位を上げるための鍵になります」

──対戦相手のオサスナをどう見ていますか?
「オサスナは非常にレベルの高いチームであり、あらゆる面で良きライバルを思っています。強度と速さを備え、長い間同じ監督の下で仕事をしてきたチームです。リーガでも国王杯でも良いシーズンを過ごしており、全体的にわたしたちよりもアドバンテージを持っていると言えます。だからと言って勝てないとは思っていません」

──どのように試合に臨みますか?
「オサスナはアウェイで3試合しか負けておらず、アウェイで多くの勝点を得ているプリメーラのチームのひとつです。困難な試合になることは間違いありません。彼らの強度に匹敵するかそれ以上の強度を持ち、プレーする必要があります。私たちにとって重要なことは自分たちの立ち位置を知り、シーズンの重要な時期にどのように到達するかを知ることです。良い状況下では物事がうまく進み、悪い状況下ではそうではない、ということを意識しながら、様々な側面を改善してきました。競争力を高めるためにもさらなる改善を続けます。これが私たちが求めているものです」

──ゴールが決まらないことについて心配していますか?
「ヘタフェ戦でも、ラ・レアル戦でもバルサ戦でも、ゴールチャンスを作りましたが、最後の部分での改善が必要なことは理解しています。試合に勝つためにはゴールを決め、失点しないことが必須条件です。フィニッシュの仕事を選手たちが自信を持って行い、ゴールへの道を見つけることを目指します」

──前節、オサスナも審判の判定に苦しみ、クラブとして抗議声明を出しました。バレンシアもフラン・ペレスとケシエのアクションについてPKが取られなかったことについて多くのバレンシアニスタが抗議の声を上げましたが、クラブは抗議をしませんでした。
「バルサ戦のフラン・ペレスに起きたアクションは、私から見て接触がありましたし、PKになる可能性があったと思います。私たちにとって正しいと思われたことが認められませんでしたが、プロである私たちが文句を言い続けることはできません。似たようなケースが続いているのでファンのフラストレーションも理解できますが、私たちは次の試合に集中し、過去のアクションがPKだったかどうかを言い続けることに労力を割くことはできません。私たちの優先事項はオサスナ戦であり、それ以上のものはありません。私は自分でこの件について発言し、コロナTDも発言しました。自分たちが置かれている状況と、その状況から抜け出すことに繋がるものとを混同してはいけません。もっと抗議して、間違っていると2000回言い続けても、私たちが現在の状況から抜け出すことにはなりません。これは抗議をしているファンを戒めているわけではありません。私たちが明日の試合にエネルギーを集中する必要があるということです。ラ・レアル戦で経験したことを繰り返したいのです。メスタージャなしであの試合をやり遂げることはできなかったでしょう。私たちのエネルギーを失わせる他の要素に時間や労力を割くことは論外であり、私たちは居るべき場所に居て、やるべきことをやらなければならないのです」

──明日の審判団の仕事について不安はありますか?
「試合当日の朝まで主審やVARを誰が務めるかは確認しません。誰が試合を裁くかについて、私は何も心配していないからです。審判団も私たちと同じプロであり、好ましくない判断があったとしても計画的なものだとは思わないからです。私自身は、審判団は公正であり続け、良い仕事をしたいと思っていると信じています。彼らの解釈に疑問を抱くこともありますが、審判よりももっと気にかけなければならないことがたくさんあります」

──バルセロナ戦でティエリーがキャプテンマークを付けたのは何故でしょうか?
「在籍歴によるものです。前節の場合、スタメンの中でティエリーがトップチームで最も長くプレーしている選手であり、彼がブレスレットを付けたことにそれ以上の意味はありません」

──明日はチームはどのようにスタジアム入りするのでしょうか?
「警察の指導により、ラ・レアル戦でスエシア通りから入れなかったことは不満でした。私はスエシア通りから入ってファンの反応を楽しみたいと思っています。そしてそれが実現するよう努力してきました。明日は実現することを期待していますし、それをエネルギーに変えて、試合の役に立てたいと思っています」

──セットプレーの研究は進めていますか?
「試合の非常に重要なファクターとなるでしょう。ヘタフェ戦と、その後の2試合を比較しても、大きな変化がありました。私たちはセットプレーで多くの影響を受けています。非常に拮抗した試合ではCKやFKは勝点を得るチャンスにも失うチャンスにもなります。どんな些細なことにも改善の余地はありますし、たくさんの努力をして失点しないように守らなければなりません」

──ジャスティン・クライファートについてお聞かせください。
「特定の選手について分析することは好きではありませんが、チームに貢献できる選手の話しは問題ないことも理解しています。ジャスティンはヘタフェ戦でスタメン出場し、ラ・レアル戦では事情により出場予定できませんでしたが、カンプ・ノウではプレーしました。彼は準備ができており、いつでもピッチに入っていくことができ、重要な存在になれる可能性を持っていると私は認識しています」

──ニコはあなたのチームでどのような役割を果たすことになるでしょうか?
「ニコはトリボーテであれば6番と8番でプレーできるキャラクターの持ち主です。そして6番でも8番でもプレーできるということは、ドブレピボーテでもプレーができるでしょう。フィジカルとボールの扱い方、個性を備えた選手です。私が期待しているのは、チームが探しているものに彼が出来るだけ早く適応し、私たちが彼に最適だと考える仕事に適応してもらうことです」

──フラン・ペレスの起用を望む声がファンの間で増えています。
「フランは既にトップチームの一員として、練習も試合も楽しんでいます。個人的には将来性のある選手だと思います。若く、良い資質を持っているのは間違いないので、今の困難な時期でも、彼を成長させようとしなければなりません。クラブが望んでいるのは、彼の成長を評価するのに充分な時間をかけることです」

──サムエウ・リーノが決定機に続けてミスをしていることをどう感じていますか?
「リーノは全てのアクションがゴールチャンスにつながり、ゴールを決めることですべてを変えられるターニングポイントに居る選手です。どうしてもシュートが決まらない時期というのはあります。重要なことは彼がチャンスを作り続け、決定機に自信を失わないことです」

──ガヤが復帰したら再びヘスス・バスケスは出場機会を失うのでしょうか?
「私たちはヘススの可能性と仕事を信頼しています。あれだけのプレーをしながらまだ若く、改善の余地がたくさんあるということは、彼には明るい未来があるということです。19歳、20歳の選手はプレーする全ての時間で学ばなければならないことがあります。ヘススはそれをよく理解しており、ラ・レアル戦の後半とバルサ戦ではチームに良い貢献をしてくれました。私たちは全ての選手を必要としていますし、ピッチに入る選手が去る選手と同じエネルギーを与えてくれることを期待しています」

同カテゴリの前後の記事

« バルセロナ戦を終えてバラハ監督のコメント(2023/03/05) オサスナ戦を終えてウーゴ・ドゥロのコメント(2023/03/11) »

VCFJapan.org

El Rat Penat

スペインのサッカークラブ
バレンシアCFを応援する
ウェブサイトです。