ギジャモンがバレンシア公式メディアのインタビューに応えました。ギジャモンは、ラ・レアル戦の勝利でチームにとってのターニングポイントになると信じ、次節バルセロナ戦でも良い試合が出来ることを確信しています。

──3ヶ月ぶりの勝利
「レアル・ソシエダ戦の勝利は、僕らにとって非常に重要なものでした。結果を出せずに何ヶ月も苦しんでいたので、少しだけプレッシャーから解放されたように感じます。チームは多大な努力をしました。非常に難しい試合でしたが、ファンのサポートのおかげで成し遂げることが出来ました。今重要なことはこの勝利に継続性を持たせることです」

──チームの雰囲気
「悪い結果が続いていたので、その流れを壊さなければなりませんでした。悪い流れの中でチームの雰囲気が落ち込んでいましたし、皆もそれに気が付いていたと思います。僕らは試合でもフレッシュではなく、失点するたびに困難な状況にはまっていきました。前節の勝利は僕らの精神面に大きく作用すると思います」

──得られた自信
「どんなチームとも戦えることを証明しました。ここ数か月、望んだ結果を得られませんでしたが、前節の勝利で僕らは解放され、多くの自信を得ました。次のステップに向けてのターニングポイントになると思います」

──クリーンシート
「それを維持することはキーポイントでした。バラハは僕らに非常に明確な4つのことと、バレンシアという偉大なクラブを代表してピッチで全力を出し切ることを求めました。監督が僕らに求めていることで僕らは競争できることを知っています」

──メスタージャの反応
「メスタージャが僕らのキーポイントである、といつも言ってきました。ファンはシーズン中ずっと、困難な状況でも僕らをサポートしてくれました。僕らが全てを出して戦い、ファンがそれを見て受け入れてくれた時、ファンは僕らの背中を押し、力強いサポートをしてくれます。メスタージャでプレーする時にはいつでも、勝点3を得るためにスタジアム全体をボイラーのようにする必要があります」

──バラハとマルチェナ
「クラブのレジェンドである彼らと一緒に働けることは幸運であり、僕ら全員が彼らに評価されていると感じています。彼らは、僕らを全力でサポートするためにここに来た、と言いました。実際に彼らは、ここに来た初日からチームに落ち着きを与えています。二人ともクラブとメスタージャをよく理解しているので、チームが結果を得るために最大限の努力をしているということが伝われば、メスタージャがサポートしてくれることを分かっています」

──バラハ監督のメッセージ
「バラハがここに来た時はチームが数か月勝てていない困難な状況に居ましたが、彼が僕らに望んだことは、自分たちがやろうとしていることを信じて、それを出来ると感じること、それだけでした。彼は自分の考えや、僕らに何をしてほしいかを真剣に伝えてくれる監督です。何を望んで何を期待しているかを明確にすることは僕らにとって非常に重要でした。バラハもマルチェナも、自分の経験を通じて僕らを助けてくれています」

── 一貫性の欠如
「2023年は最悪のスタートになってしまいました。今季、僕らは良い試合をしてきましたし、リードした試合も多かったと思いますが、一貫性に欠けていたことで高い代償を支払いました。でも、僕らうまく機能しています。状況をひっくり返し、ここから勝利を積み重ねていくという意欲にあふれています。そしてそれは僕らが取り組んでいる守備面の安全性と継続性の向上にも繋がります。加えてバラハは、僕らがボールを持った時に大胆かつ勇敢に相手にダメージを与えにいくことを望んでいます」

──現在の順位
「誰だってこの順位に居たくないですし、シーズン序盤にこの位置に居るとは思っていませんでした。予想しなかった結果で非常ネガティブなストロークを作ってしまったと思います。もう少し勝点を得られたと思いますが、終わったことを悔やんでも仕方のないことです。僕らは残りの日程に集中しています。多くの試合があり、多くの勝点を得るチャンスがあります。レアル・ソシエダとの試合は、僕らが可能な限り上の順位でシーズンを終えるために最後まで戦うつもりだという気持ちの証明でした」

──継続性
「良いプレーをして勝利する、という感覚を味わったのは久しぶりでした。全体的にチームが素晴らしい仕事をし、僕ら全員が良いプレーをしました。重要なことは、これを今だけで終わらせないこと、クラブに相応しい場所までクラブを押し上げること、ファンのために戦うことです」

──次節：バルセロナ戦
「素晴らしい一日が待っています。良い競争が出来ると思います。勝つために何をしなければならないかについて明確なアイデアを持ち、その実現のためにチームは今週良い仕事をするでしょう。バルセロナは多くの離脱者を出していますが、代役となる選手を起用しても非常に高いレベルを出してきます。僕らにとって難しい試合になるでしょう。でも彼らにとっても難しい試合になるはずです」

──対バルセロナのスタイル
「僕らは監督がそれぞれの試合で求めることに適応します。バルセロナは常に高いポゼッション能力を活かして相手を押し込めますし、ボールを保持するという点では日曜は難しい試合になるでしょう。でも僕らはカウンターアタックも備えていますし、僕らがボールを持った時にはそれを活かしたプレーもできます」

──3月の代表招集
「世界中のサッカー選手の目標です。新しい代表監督を迎えて新しいリストが発表されます。重要なことは、代表監督に見てもらえるように、所属クラブで高いレベルのプレーをすることです。僕にとっては昨季のエルチェ戦が、多くの人から代表招集の可能性があると言われた試合でした。デ・ラ・フエンテ代表監督は世代別代表チームの頃からお互いをよく知っています。代表に行くためにも、まずはバレンシアで素晴らしい試合を続けていかなければなりません」