バルセロナB所属の元ブラジルU-20代表FWグスタヴォ・マイア(22)を半年間のレンタル移籍で獲得しました。買取オプション付きで、VCFメスタージャの登録となります。

ブラジルの首都ブラジリアで生まれたマイアは、FW、左右のウイングと3つのポジションをこなせるアタッカーです。14歳の時にサン・パウロFCのアカデミーに入団し、各年代で多くのタイトルを獲得しました。

多くのクラブから関心が寄せられる中、2020年の夏にバルセロナBに移籍金450万ユーロで加入。スペインでの初年度は当時の2部Bリーグで8試合のみの出場に終わりました。

2021年8月にブラジルのインテルナシオナルに1年半のレンタル移籍。ブラジルでの2022シーズンが終わり、レンタル契約が切れたため今冬バルセロナに戻ってきましたが、スペインの2022/2023シーズンの後半戦はバレンシアでプレーすることになりました。

今回のマイアとのレンタル契約には、レンタル期間中の彼の給与の75％をバルセロナが支払うという条項が含まれています。これはフラン・ペレスがトップチーム帯同、ディエゴ・ロペス、ウーゴ・ゴンサレスが負傷、ダリオ・セラとミュジーが退団、ロドリゴ・ロドリゲスが4試合出場停止ということでFW不足に陥っていたVCFメスタージャにとって、非常に条件の良い補強でした。

また150万ユーロでの買取オプションも、3年前にバルセロナが彼の獲得のためにサン・パウロに450万ユーロを支払ったことを踏まえるとバレンシアにとって悪くない条件に見えます。

バレンシアにとっての懸念材料はマイアがこの数年間充分なプレー時間を手にしていないことです。インテルナシオナルでの1年半でもほとんど出場機会を得ることが出来ずに終わっています（公式戦12試合、234分）。

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グスタヴォ・マイア (プロフィール)