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国王杯:スポルティング・ヒホン戦を終えてガットゥーゾ監督のコメント(2023/1/18)

スポルティング・ヒホン戦終了後のガットゥーゾ監督の公式会見です。スーペルコパに続けて良い試合をしたことで満足している様子を見せました。

国王杯:スポルティング・ヒホン戦を終えてガットゥーゾ監督のコメント(2023/1/18)

──今日の試合を総括してください。
「ここ2試合(スーペルコパと今日の試合)は非常に良いプレーをし、良い始まり方、良い締め方をすることが出来ました。カディスとの試合は私たちは殺しましたが、この2試合は最初の1分からプレッシャーをかけることが出来て満足しています。今日の試合は簡単なものではありませんでした。私たちはこのような試合を続けなければなりません」

──ヘスス・バスケスがチームを離れる可能性はまだありますか?
「ヘススは練習で良い仕事をしており、チャンスを生かさねばならない選手の1人です。今日は途中出場で巧く試合に入り、良いプレーをしました。この冬のマーケットでチームを去ることはないでしょう。ラトが別のポジションでプレーしているため、ガヤと共に左サイドバックの戦力としてカウントしています」

──アンドレ・アウメイダが好調を維持していますが、チームでどのような役割をしていますか?
「今日は2人のセンターハーフで良いプレーをしましたが、良くない点もまだまだあります。まだ改善しなければならないことがあります」

──システムを変更して2試合、良い内容が続いています。手ごたえはいかがですか?
「カディス戦でチームが機能せず敗れた後、どのようにチームを変えるかを長い間考えてきました。このシステムでうまくいきましたが、改善する必要があります。今日は正しい形でプレスをかけられていない場面もありましたし、DFラインがブレイクしなければならない時に出来ていませんでした。このような小さな点を改善していかなければなりませんが、ボールを保持している時のプレーには満足しています」

──あなたは4-4-2システムの否定派でしたが、考えを改めたのでしょうか?
「4人のライン2列でプレーするのは好きではありません。パスレーンが多く、サッカーのやり方を知っているチームとの対戦で難しくなるからです。好きではありませんが、今すぐ解決策を見つけなければなりませんでした。私自身は4-4-2のファンではありません」

──どの試合の前にも"試合を恐れている"と言いますが、今日の試合も恐れていたのでしょうか?
「監督が替わった時、選手の頭にはエネルギーとモチベーションが溢れます。スポルティングがそのような状態でしたので、私はこの試合を恐れていました。加えて相手はプリメーラでの歴史を持つクラブであり、国王杯で優勝した2019年にもバレンシアはこのスタジアムで負けていましたからね。スポルティングには質の高い経験豊富な選手たちが居ました」

──相手は監督交代がありましたが、試合前にはどのような準備をしましたか?
「ミゲル・アンヘル・ラミレス(スポルティングの監督)がアメリカで指導し、エクアドルでタイトルを獲得した時のプレースタイルを研究しました。彼は4人か5人のラインでプレーしていたので、そのスタイルに合わせて試合の準備をしました。通常、私はほとんど寝ません。情報を得るために働くことが好きなんです。私たちは常にハイプレスをかけようとしていますが、相手にロングボールやセカンドプレーをを使われたりした時の対応を改善しなければなりません。今日はDFラインをブレイクしなかったり、MFが動揺したりしてうまくプレスがかからないことが何度かありました」

──今日の選手交代は次節メスタージャでのアルメリア戦を考慮してのことでしょうか?
「いえ、考えていません。でも月曜にはサッカーのやり方と試合のコントロール方法を知っているチームとの難しい試合があります。私たちを支え、押し上げてくれることをファンにお願いしたいと思います」

──このような大勝を想定していましたか?
「私はスポルティングに大きな敬意を持っています。だからこそ4点差で勝てるとは思っていませんでした。自分たちのプレーをし、チャンスを活かせたことにとても満足しています」

──国王杯はクラブにとってどれくらい重要なものでしょうか?
「クラブは国王杯を非常に重視しています。試合前にレイフン会長と話しましたが、彼女もベスト8進出を強く望んでいました」

──ベスト8進出はチームの士気やシステム変更などを含めて今季のターニングポイントになると思いますか?
「この4~5ヵ月の問題は、継続性が無かったことです。チームは素晴らしいメンタリティとクオリティを持ってプレーしましたが、小さなことが欠けていたことで、信じられないほど多くの試合を失いました。リーガでもコパでも、プレーする時の技術的能力、戦術的能力、メンタリティを改善し、継続性を持たねばなりません」

──このバレンシアはどこまで到達できるでしょうか?
「それはわかりませんが、私のチームには非常に若くて才能のある子たちが居て、常に熱心にトレーニングを行っていることは間違いありません。今は技術的にではなく、精神的に改善しなければなりません。リーガでの順位が良くないので、懸命に取り組まなければなりません。このチームがどこまで行けるかはわかりませんが、技術的に質の高いチームであることは確かです」

──怪我人が続いていることを心配していますか?
「私は以前、ワールドカップの後に誰にとっても新しいシーズンが始まると言いました。55日間プレーしておらず、シーズンの途中で別のプレシーズンを行ったからです。これは誰にとっても初めてのことでした。今はディアカビとティエリーが軽傷を負っています。ワールドカップのためにシーズンを中断したのは初めてなので、怪我人が出ることもあるでしょう」

──国王杯での優勝を目指していますか?
「コパのことだけを考えてはいません。難しい時期には最高のチームをピッチに送り出す必要があります。コパも好きですが、リーガで勝点を積み上げていくことも好きです。もっと勝点を得る必要があります。今は7~8チームが勝点2~3の間に居ます。最優先事項はコパではなく、私たちがやっていることを続けていくことです」

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