4年ぶりに開催されているPremier League International Cupにて、参加しているVCFメスタージャがグループステージを4戦3勝1分の首位で通過し、ノックアウトステージに進出しました。

Premier League International Cupは、12のプレミアリーグ2所属チーム（U-21)と12の欧州各国のクラブのU-21チーム、合計24チームが参加して行われるトーナメントです（スペインからはバレンシアのみが参加しています）。また、各チームはオーバーエイジ枠としてフィールドプレーヤー最大5人とGK1人をチームに加える事が出来ます。

24チームはまず、8チーム×3グループのグループステージを戦います。それぞれのグループはプレミアリーグ2の4チーム＋欧州各国の4チームで構成されます。このラウンドでプレミアリーグ2は同じグループに属する欧州各国のチームと4試合戦います。また欧州各国のチームはプレミアリーグ2の4チームと戦います。

3グループそれぞれの上位2チームと、3位の中で成績の良かった2チームの合計8チームがノックアウトステージに進出します。

ノックアウトステージ（準々決勝）からは全てイングランド各地での一発勝負での対戦となります。90分で決着がつかない場合は延長戦、PK戦となります。

2014/15シーズンから始まった同大会は、初年度にマンチェスター・シティが優勝して以来、ビジャレアルB（2015/16)、FCポルトB（2016/17, 2017/18)、バイエルン・ミュンヘン(2018/19)と、以降は欧州各国のクラブチームが優勝を続けています（COVID-19の影響で2019/20シーズンは途中で打ち切り、2020/21, 2021/22シーズンは未開催となりました）。

今季、VCFメスタージャは初戦でフラムに引き分けたものの、レスター、ウルヴァーハンプトン、ブラックバーンを下してノックアウトステージ進出一番乗りを果たしました。特筆すべきは4試合ともクリーンシートを記録していることです。

ノックアウトステージの相手はこれから出揃うことになりますが、欧州各国の強豪チームと対戦できるチャンスです。リーグ戦とは別に楽しみにしたいところです。

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