アンドレア・エステバン監督解任
VCFフェメニーノのアンドレア・エステバン監督が成績不振を理由に解任されました。第2監督のカルロス・ドゥラも同様にチームを離れます。
2019年3月にVCFフェメニーノで現役引退し、2020年の夏に指導者として戻って来たエステバンは、1年アシスタントコーチを務めた後の2021年の夏にトップチームの監督に就任しました。
しかし監督初年度となった昨季は16チーム中14位と、解任とはならなかったものの、なんとか残留を果たすという成績で終わりました。
今季は第3節から6試合無敗(3勝3分)を記録するなど、監督2年目としてチームと自身の成長を感じさせるシーズン序盤を過ごしました。しかし、11月20日のメスタージャでのバレンシアダービーに勝利したのを最後に、年をまたいで公式戦5連敗を喫したことで、クラブは解任に動いたようです。
順位こそ9位に付けていますが、特に現在リーグ最下位のアラマ・エル・ポソに女王杯で敗れたこと、直近2試合で7失点したことが解任へのアクセルとなりました。特に前節、降格圏に沈んでいたアラベスに1-4で敗れたことはチームに大きなショックを与えました。
エステバン監督のバレンシアでの監督としての成績は公式戦46試合12勝(26%)9分(20%)25敗(54%)となりました。
後任には2017/2018シーズンにVCFフェメニーノの監督を務め、現在はVCFフェメニーノのスポーツディレクターを務めるヘスス・オリバが暫定的に監督に、技術秘書のフォンシ・セスペデスが第2監督を務めます。