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ガットゥーゾ監督のスーペルコパ2023準決勝前日会見(2023/1/10)
スーペルコパ2023準決勝の前日会見が行われ、ガットゥーゾ監督とキャプテンのガヤが出席しました。
バレンシアの前にレアル・マドリーのアンチェロッティ監督とGKクルトワが先に会見を行いましたが、その会見でアンチェロッティ監督が「ガットゥーゾとはとても良い時間を過ごした。チャンピオンズリーグで2度優勝した。その後、関係は必ずしも良好とは言えなかった。私たちの間には個人的な問題があった。それについては話したくない」と話したことが話題となりました。
その点について、交代で会見室に入って来たガットゥーゾ監督に、試合に関する質問の前に、アンチェロッティの言葉の真意についての質問が出ました。
──アンチェロッティが個人的な理由であなたとの間にもう関係は無いと言いました。どんな理由があったのでしょうか？
「個人的なものではありません。ナポリで監督をしていた彼が去った後に、私がナポリで仕事を始め、それからマスコミが話し始めました。私は彼を心から尊敬しており、現時点で何も話すことはありません。あくまで仕事上の問題です。私たちは一緒に沢山の勝利を手にしました。彼は世界最高の監督の1人です。個人的にもサッカー面においても、彼を心から尊敬しています」
──カディス戦後のチームの調子はいかがでしょうか？
「良い時期ではありません。私たちは異なる2つの敗戦を経験しましたが、このタイミングでこのような（リーガとは別の）試合を戦えることは幸運です。素晴らしいメンタリティを持ったチームとの対戦です。レアル・マドリーの選手の多くはチャンピオンズリーグ優勝経験者です。私たちには失うものはありません。試合に向けて準備し、最善の方法で臨まなければなりません」
──ピーター・リムとは話しましたか？レイフンは補強がすぐに行われると話していますか？
「クラブは私たちが何をしなければならないかを知っています。今はコンディションが整っていて、スタメンでプレー出来て、ラ・リーガでプレーしたことがある選手の中で契約可能な選手を探しています。リズムのない選手は来られません。ある程度の出場時間を持った、ここでプレーできる選手を探しています。ピーターとは昨日zoomで話しました。ニコの怪我で私たちがピボーテを探していることを彼は知っています」
──マルコス・アンドレは出場可能でしょうか？
「今日は全体練習に参加せず、ジムで過ごしました。膝に問題を抱えており、明日の状況を見て判断します」
──どのようにすれば物事を前進させられるかと悩んでいますか？
「カディス戦を見て、悩みを抱えるのは当然です。戦術的にも技術的にもチームを改善しなくてはなりません。先日のような試合の後、悩まない監督が居たとしたら、その人は頭がおかしいとしか言いようがありません。カディスは2回シュートを撃ちましたが、私たちはそれ以上に何もしませんでした。意欲もリズムもないチームだったと思います」
──このタイミングでスーペルコパを迎えることはチームにとって重要ですか？
「プロスポーツをしている人はラッキーだと思います。なぜなら失敗しても3日後にはプレーするチャンスが来るのですから。人生において失敗した時は待たなければなりませんが、スポーツではそうではありません。そして良いエネルギーがあれば、すぐに好転させることが出来ます。自分がプレーしていた時はそれを内に秘めていましたが、万徳としてはチームにそれが可能であることを納得させなければなりません。明日の試合は世界中の誰もがプレーしたいと思う一戦です。なぜならこちらには失うものは何もないのですから。私たちよりも優れたチームとの対戦ですが、エネルギーとメンタリティがあれば、何事も成し遂げることは可能です」
──明日の試合ではスタイルの変更を見られるでしょうか？
「そのテーマについて話したいのですが、明日私が何か違うことをするつもりなら今日は言いません。最近の試合を見ていて多くのことを改善しなければならないとは思っています」
──機嫌が良くないように見えますが...
「声が低いのもあるのでしょうが...うまくいっていない時に笑顔を作ることは出来ません。チームは負けた状態でここに来たわけで、私は嬉しくありませんし、負けた時はクソみたいな顔になります。バカみたいにニコニコしていられないのです。負けることは好きではないですし、カディス戦のような試合をするチームも見たくありません」
