フベニールAのFWマリオ・ドミンゲス(18)が「Juvenil División de Honor」選定：División de Honorの10月の月間MVPに選ばれました。

「Juvenil División de Honor」はスペインのフベニールカテゴリー（U-19）のトップリーグ：División de Honorの情報に特化した情報系ウェブサイトで、昨季より、毎月División de Honorの全7グループを対象に月間MVPを選定しています。

昨季のボルダラス監督の下で既にトップチームデビューも果たしているマリオ・ドミンゲスは、10月に開催されたDivisión de Honorのリーグ戦5試合で8得点という素晴らしい成績を残しました。9月10日の第2節から第8節まで7試合連続ゴールも記録しており、第8節を終えた時点で既に今季2桁ゴールに届かせています。

ボルダラス監督が去っても彼がカンテラで最も期待されているFWであることに変わりはありません。ガットゥーゾ監督はワールドカップ前最後の試合だった第14節：ベティス戦に、負傷しているカバーニの代わりにこの若いストライカーを招集しました。

彼にとって奇妙なことは、ボルダラス監督、ガットゥーゾ監督からは既に声がかかったにもかかわらず、VCFメスタージャのアングーロ監督から一度も招集されていないことです。

VCFメスタージャでは21歳のアルベルト・マリが9番のレギュラーを務めていますが、ガットゥーゾ監督は彼をプレシーズンにも招集しておらず、トップチーム昇格の可能性は限りなく低いように見受けられます。また、レアル・マドリーからレンタルで加入しているロドリゴ・ロドリゲス(22)も、充分な働きが出来ているとは言えません。今夏、一度構想外となったもののオファーがないことから残留したマリオ・ミュジー(23)については、今季終了と共に契約満了でクラブを去るでしょう。

以上の通り、VCFメスタージャにはトップチーム昇格を狙えるストライカーはいませんが、それにもかかわらずマリオ・ドミンゲスはアングーロ監督に一度も呼ばれていません。これはフベニールAで大活躍したにもかかわらず、クーロ・トーレス監督時代のVCFメスタージャでノーチャンスだったトニ・マルティネス（現FCポルト）を思い起こさせるものです。