クラブがビジャレアル、セビージャと共同でRFEFのルビアレス会長に対して公式声明
今週、RFEF(スペインサッカー連盟)のルビアレス会長が父親とのWhatsApp(メッセージアプリ)のタイムラインがEl Confidencialによってリークされました。
やりとりは2020年1月のレアル・マドリーvsセビージャの試合中に送られたもので、その内容の中に「ビジャレアル、セビージャ、バレンシアの順番で嫌いだ」いうメッセージが入っていたことから、当該の3クラブがRFEFに対して公式謝罪を求める共同声明を出しました。
ルビアレスが父親とのやり取りの中で明らかにされている内容は以下の通りです。またこのレアル・マドリーvsセビージャの試合で、前半にセビージャのゴールがVARによってファウルで取り消され、試合後に疑惑の残る判定と報じられていたことも踏まえてください。
ルビアレスと彼の父親のやりとり
ルビアレス「私たちがパランガナス(洗面器の意味/セビジスタのこと)をぶっ潰せるかどうか見てみよう」
「セビージャは世界で2番目に嫌いなチームだからね」
ルビアレスの父親「うんうん、私もだ。バレンシアに次いでセビージャ(笑)」
「ハハハ」
「私はビジャレアル、セビージャ、バレンシアの順かな」
「ペペ・カストロ(セビージャの会長)はどう?」
「また、完全なるアホが出てきた。自分たちが世界一だと思っている傲慢なセビジャーナ。まるでピエロだ」
「ハハハ」
「VARが私を元気にしてくれるよ」
3クラブ共同の公式声明
「スペインの全てのサッカークラブの利益を平等に守る責任がある立場に居る彼が、3つのクラブに対して侮辱、敵意、傲慢さを持って話した会話は到底容認できるものではありません。
バレンシアCF、セビージャFC、ビジャレアルCFはルイス・ルビアレスの私たちのクラブに対する敬意の欠如、そして最も重要な私たちのファンの気持ちに対する敬意の欠如を非難します。同時に、彼の言葉はコンペティションの透明性に影響を与えるものであり、彼の裁量によって私たちのクラブに対して起きる可能性のあることについて最大限の懸念を示します。
バレンシアCF、セビージャFC、ビジャレアルCFは、ルイス・ルビアレスに対し、私たち3クラブとそのファンに公式に謝罪を求めます」
El Confidencialは、今年の4月にルビアレスとバルセロナのジェラール・ピケのやり取りの音声をリーク、また6月にはルビアレスとセルヒオ・ラモスのやり取りの音声もリークしています。