ガットゥーゾ監督の構想外となっていたFWマヌ・バジェホ(25)は移籍期限最終日にジローナに完全移籍することが決まりました。ジローナとは3年契約を結びます。移籍金は現時点で不明です。

2019年の夏にカディスから加入したバジェホは、バレンシアでの3年間で公式戦57試合に出場して9得点という成績を残しました。この3年間で彼が最も存在感を見せたのはハビ・グラシアが監督を務めた2020/2021シーズンです。

このシーズン、選手を大量放出したにもかかわらず夏の補強が一切行われなかったこともあり、バジェホは貧弱なチームで貴重な戦力となっていました。マキシ・ゴメス、ガメイロに次ぐ3番手FWとして、主にスーパーサブとして公式戦33試合に出場して6得点を記録しました。

翌2021/2022シーズンはゲデスのFW固定とウーゴ・ドゥロのブレイクによってチームでの居場所を失い、冬にアラベスにレンタル移籍することになりました。そして今夏、バレンシアに戻って来たもののリーガ3試合で1分もプレーできていないため（しかもカンテラーノのフラン・ペレスより後ろの序列となったため）、環境を変える決断をしたようです。

バジェホには、ジローナのほかに、バジャドリーと古巣のカディスからもオファーがあったようですが、ジローナが最も彼の獲得に熱心だったようです。ジローナでは今日の練習から参加し、早ければ明日のマジョルカ戦でのデビューもありそうです。

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マヌ・バジェホ (プロフィール)