カバーニ獲得決定
ここ2週間ほどバレンシアメディアに名前が載らない日はなかったであろうウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニ(35)の獲得が、昨夜のアトレティコ戦前についに公式発表されました。
ウルグアイ代表としても歴代2位の得点記録を持つカバーニは説明不要、21世紀のサッカー界のトップスコアラーの1人です。これまでにパレルモ、ナポリ、パリSG、マンチェスター・ユナイテッドでプレーし、25のタイトルと3度のリーグ得点王を獲得してきました。これらのクラブで積み重ねた公式戦430ゴールは現時点の現役選手では7番目に多い数字であり、ベンゼマ(428ゴール)やネイマール(422ゴール)を上回ります。また、欧州5大リーグのうち2つで100ゴールを記録した4人の選手のうちの1人でもあります。
リーガは今回が初挑戦となるカバーニは、バレンシアとの契約を済ませた後、メスタージャのVIPルームでアトレティコ戦を観戦しました。試合前に会場にカバーニが居ることを告げるアナウンスが流れると、43,910人のファンが拍手で歓迎の声を挙げました。
カバーニ
「ここに来ることが出来て幸せです。ずっとスペインでプレーしたいと思っていて、今回バレンシアが私に賭けてくれました。バレンシアを選んだのは過去に私が言った"あなたは愛されていると感じられる場所に行かなければならない"という言葉に従っています」
フリートランスファーで獲得したカバーニには移籍金は発生しません。また契約内容についてですが、年俸はガヤやソレールらよりも低い250万ユーロでの2年契約、2年目は成績に応じたインセンティブもあるとのことです。
このビッグネーム獲得に当たってはビジャレアル、レアル・ソシエダ、ニース(フランス)らとの争奪戦がありました。その中ではレアル・ソシエダが最も高い給与(300万ユーロ)の条件を提示していましたが、ラ・レアルの提示は1年契約だったこともあり、バレンシアが提示した250万ユーロでの2年契約を選んでくれたようです。
関連記事
エディンソン・カバーニ (プロフィール)