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アンドレ・アウメイダ獲得決定

ポルトガルリーグのヴィトーリアSC(ヴィトーリア・ギマランイス)からポルトガルU-21代表MFアンドレ・アウメイダ(22)を完全移籍で獲得しました。2028年までの6年契約で、移籍金は750万ユーロです。

アンドレ・アウメイダ獲得決定

ウーゴ・ドゥロ、カスティジェホ、サムエウ・リーノ、ニコ・ゴンサレス、ジェンク・オズカジャルに続く6人目の獲得選手は、今夏最もお金を使った補強となりました。バレンシアはこの移籍金を5年間の分割で支払う予定ため単年決算で見れば"安い買い物"であることを意味します。

アウメイダはギマランイス出身の攻撃的MFのポジションを本職とするプレーヤーです。9歳の時に入団した地元のヴィトーリアSCでこれまでの全てのキャリアを過ごしてきました。2019年にトップチームに昇格し、22歳の若さでありながらポルトガルトップリーグで既に70試合近く出場した経験を持っています。今季はキャプテンマークを付けて、ヨーロッパ・カンファレンスリーグ予選3試合出場、ポルトガルリーグではここまでの3試合全てにスタメン出場して2アシストを記録しました。

優れたゲームビジョンとテクニックを持ち、中盤のいくつかのポジションを務められるポリヴァレント性も備えているアウメイダは、ポルトガル代表でもU-21までの全ての年代別代表でのプレー経験がある、ポルトガルで将来を期待される選手のひとりです。今夏はイングランドのブライトンやウルヴァーハンプトン、ポルトガルの強豪ポルトも獲得に興味を示していたと言われています。既にアンドレ・ゴメス(元バレンシア/現エヴァートン)の後継者と評される声も出ており、ガットゥーゾ監督のバレンシアでは中盤3枚のポジションをカルロス・ソレール、ユヌス・ムサ、ニコ・ゴンサレスらと共に務めることになるでしょう。

センターハーフの補強を進めていたバレンシアの獲得候補リストの中にはアルトゥール・メロ、ハリー・ウィンクスといった選手たちの名前もありました。またイライクス・モリバの再レンタルも噂のひとつとなっていました。その中でクラブは2つの観点からアウメイダとの契約を選択しました。

1つ目の理由は、彼の給料がこれまでに名前が挙がった選手たちの中で最も低いものであることです。現在クラブはウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニの獲得に最も力を入れていますが、この移籍が実現した時にカバーニをチームに登録するために、チームの総人件費の中にカバーニの給与分の余裕を作って置く必要がありました。アウメイダの給料は今季のバレンシアの中でも下から数えた方が速いくらいの額であり、イライクス・モリバの3分の1程度です。

2つ目の理由は、クラブが人的資本の獲得を望んだことです。レンタルではなく完全移籍で選手を獲得することで、その選手はクラブにとっての財産となり、将来の売却益につながる可能性があります。この観点でクラブは、代理人のジョルジュ・メンデスのサポートを受けてアウメイダに750万ユーロを投資しました。もちろんクラブは、バレンシアで彼が活躍することで彼の値段が跳ね上がり、彼に投資した金額を回収できることを期待しています。

アンドレ・アウメイダ
「ここに来られてとても嬉しいです。バレンシアからは1週間前に初めて連絡をもらいましたが、僕に興味を持ってくれていたことは全く知りませんでした。交渉から契約までの全てが非常に速く行われ、1週間で手続きが完了しました。まだ監督とは話していませんが、明日には充分な時間があります。ここでたくさん勝って、幸せになりたいです」

また、クラブは移籍期限が閉まるまでにあと2名(ブライアン・ヒルとカバーニの名前が候補に挙がっています)の補強を目指しています。

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