ハビ・エスタシオ、ダニ・モンテスが退団
VCFメスタージャのDFハビ・エスタシオ(21)、ダニ・モンテス(19)の2人のサイドバックの退団が発表されました。
マニセス出身でスペインU-20代表招集経験のあるハビ・エスタシオは1年残っていたクラブとの契約を解除し、RFEF1部リーグのCDエルデンセと契約を結びました。
昨季はレンタル先のアルシラ(RFEF2部)でリーグ戦31試合に出場し、充分な実績を残してクラブに戻ってきましたが、昨季の絶対的レギュラーであるホセダ・メナルゲスがまだチームに残っていることに加え、ルベン・イランソが昨季から右サイドバックで起用されるようになったことで、右サイドバックのポジションはオーバーブッキング状態となっていました。
このポジションは当初、ステップアップを望むメナルゲスが退団し、エスタシオがこのポジションを引き継ぐことになるとみられていました。実際にメナルゲスにもRFEF1部リーグのクラブからのオファーが届いていましたが、メナルゲス自身がバレンシア残留を選択し、状況は完全に変わりました。10歳でバレンシアに入団して以来、12年間在籍したエスタシオでしたが、今夏ついにクラブを去ることになります。
もう一人の右サイドバック、エルチェ出身のダニ・モンテスも、昨季レンタルで修行に出ていた選手の一人です。昨季はRFEF3部リーグのUDベニガニムでリーグ戦21試合に出場しました。彼もまたクラブとの契約を1年残していましたが、彼の場合は前述の理由により今季のチームに残ることは難しく、当初より退団の路線で考えられていました。
バレンシアに8年在籍したモンテスについてはCDミランデスBへの移籍が間もなく決まるようです。再びRFEF3部リーグでプレーしながら、セグンダに所属するトップチームへの昇格を目指します。