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ゲデスが退団

シレセンの退団に続いて、ゴンサロ・ゲデス(25)のウルヴァーハンプトンへの完全移籍も公式発表されました。ウルヴスとは5年契約を結びます。

ゲデスが退団

ゲデスは2017年の夏にパリ・サンジェルマンからレンタルでやってきました。買取オプションはついていませんでしたが、バレンシアは翌2018年の夏に完全移籍で獲得。移籍金はクラブ史上最高額の4000万ユーロとなりました。

最初のレンタル期間を含め、バレンシアでプレーした5年間での活躍は改めて言うまでもないでしょう。2018/2019のUEFAヨーロッパリーグ Round of 16:クラスノダールとの2ndレグでの後半ロスタイムの決勝ゴール、2020/2021シーズンの国王杯1回戦での3部リーグのクラブ相手の延長での2ゴール、記憶に新しいところでは昨季の国王杯準決勝:アトレティックとの2ndレグでの決勝ゴールなど、ひとりで試合を決める力を持ったゲデスによって救われた試合は数多くあります。5年間で公式戦178試合出場36ゴール28アシスト、特に昨季は公式戦13ゴール6アシストとチームを牽引する活躍を見せ、ここ数年落ちていたマーケットでの価値を再評価させることに成功しました。

ローマなどからオファーが届くもクラブの求めるオファーに達していないとのことで破談が続いていたゲデス。移籍か残留か不透明なままで8月に突入しましたが、ナランハ杯終了後にガットゥーゾ監督が会見で「クラブにとって断れない金額のオファーが来た」とゲデスの退団を明言したことにより、一気に彼の周りは慌ただしくなりました。

その移籍金についてですが、バレンシアとゲデスの契約に「バレンシアがゲデスを4000万ユーロ以上で売った場合、パリ・サンジェルマンに移籍金の一部を支払わなくてはならない」という条項が付いていることが明らかになっていました。そのためバレンシアは4000万ユーロを超えない金額で、できるだけ高値での放出を望んでいました。Diario ASの報道では3300万ユーロ+インセンティブで合計4000万に近い金額、Plaza Deportivaの報道では3000万ユーロ+インセンティブ500万ユーロと報じられています。

また、クラブは、パリ・サンジェルマンにゲデスに関する未払いの移籍金が1200万ユーロありますが、今回のウルヴスから支払われる1800万~2000万ユーロの会計利益が生まれます。そしてシレセンと併せて2人の放出により、カスティジェホやサムエウ・リーノの選手登録、ママルダシュヴィリの契約延長(昇給)、加えて更なる選手獲得が可能となります。クラブはゲデス退団時の代役候補としては昨季レンタルで加入したブライアン・ヒルをリストアップしており、レンタルで彼を獲得する方向でこれからトッテナムとの交渉に入るでしょう。ただ、トッテナムは完全移籍での放出を希望しているため、スムーズにはいかない見込みです。

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