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サム・カスティジェホのプレゼンテーション、入団会見

3年契約で加入が決まったカスティジェホのプレゼンテーションがメスタージャのプレスルームにて行われました。バレンシアの選手としての最初の会見で彼は「ガットゥーゾ監督がこの移籍の実現を容易にしてくれた」と語りました。

サム・カスティジェホのプレゼンテーション、入団会見

──リーガに戻ると決めた理由は何ですか?
「バレンシアのようなクラブでプレーしたいと思うのはどんな選手でも同じだと思います。(ミゲル・アンヘル・)コロナからは12月の時点で獲得に興味があると聞いていましたが、クラブ間の合意に達していないため実現しませんでした。ここに来ることは僕にとってファーストオプションでした。ここの来るために多くの努力をしましたし、今ここに居られてとても嬉しいです」

──ガットゥーゾ監督とは何を話しましたか?
「ACミランで同じロッカールームに居た時から監督のことを知っています。彼には"バレンシアがビッグクラブとして運営されており、自分がそこに居られることにとても満足している。迷うことなく来てもらいたい"と言われました。そして"バレンシアにとって相応しいところにチームを連れていくために良いグループを作りたい"とも言っていました」

──ガットゥーゾ監督は"過去に失敗しても自分の力を信じている選手が欲しい"と言っていました。サムのベストを見せたいという気持ちは今どのくらいありますか?
「僕はいつでも自分を信じています。この1年はスポーツ以外のこともいろいろありましたが、僕はいつでも仕事の時間を最優先にしてきましたし、自分の出番が来た時にはいつでも準備ができているように備えてきました。ここバレンシアでは成功したい、楽しみたいという気持ちであふれています」

──バレンシアがファーストオプションになったのは何故ですか?
「バレンシアだからです。どんな選手でもバレンシアのようなクラブでプレーしたいと思っています」

──自分をどんな選手であると定義付けますか?
「今27歳で、非常に優秀な選手たちと一緒にプレーしてきた経験があります。プレーすることに飢えており、早く働きたいという思いです。そして、このチームは多くのことを成し遂げられる、ということをチームの皆に伝えたいと思っています」

──チームとしての目標、個人的な目標はどこに定めますか?
「一番の目標はヨーロッパの舞台に戻ることですね。僕個人としての目標は、チームがそれを実現させるのを助けることです」

──あなたはご自身の経験について話されましたが、あなたがリーガで最後のシーズンを過ごしてからの4年間でどのように変わりましたか?
「全ての選手が過ごした時間の分だけ成熟し、それに伴ってピッチでのあり方も変わります。ただ、意欲や野心、勝利への欲求という点は常に変わりません」

──あなたのプリメーラデビュー戦の場所がメスタージャでした。そのデビューについて何か覚えていることはありますか?
「おっしゃる通り、メスタージャは僕がプロとして初めて足を踏み入れたスタジアムで、バレンシアは初めての対戦相手なので、僕にとってはとても良い思い出があります。ライバルチームの選手としてメスタージャに来るときはいつでもファンの強い圧力にさらされやりにくい思いをしてました。彼らのような存在を味方につけられることは喜びです」

──あなたが最も好む役割は何ですか?
「一番快適なのは右ウイングでのプレーです。でも監督の意向に沿うつもりです。練習も試合もどちらも楽しみです」

──チームメイトたちはどのようにあなたを迎え入れてくれましたか?
「最高です。良いグループがあることがすぐに分かりました。働くことが好きな若い選手たちも多いですね。すごく歓迎してもらえて、とても嬉しく思います」

──ガットゥーゾ監督はチームのベストを引き出すタフな監督なのでしょうか?
「監督としての彼は選手の頃の彼と同じです。彼は選手たちと非常に親密で、個人レベルで選手たちにどう接すればよいかを知っています。ある日、とても早く練習場に着いたのでテストをしようとしたら"午後からトレーニングするように"と言われたこともあります」

──あなたの特性でチームに何を提供できますか?
「僕のプレーは1vs1での仕掛けが見どころだと思います。攻撃的なプレーを多く取り入れ、アシストやゴールも記録したいですね」

──バレンシアに来るにあたって、ガットゥーゾ監督が居たことはあなたの決断にどのくらい影響を与えましたか?またバレンシアはあなたとどのくらい連絡を取り合っていたのですか?
「バレンシアとはずっと連絡を取り合っていました。僕の代理人は、バレンシアが僕が行きたかったクラブであるということを知っていました。今回はタイミングが合いました。監督はミランとも深い関係があるので、僕の移籍をより実現しやすい方に動かしてくれました。もちろん僕も今日ここに居るために全力を尽くしました」

──チームメイトの中で印象に残っている選手はいますか?
「とても優秀な選手たちが居て、非常に激しいレベルの仕事をこなしています。僕もこれまで非常に優秀な選手たちと働いてきましたが、チームの技術的・戦術的なレベルに驚いています。それと同時に、僕らはさらにこれを改善できるだろうとも思っています」

──ガットゥーゾ監督はヨーロッパに行きたいという目標をあなたに伝えていますか?(注:ガットゥーゾ監督は就任会見でヨーロッパカップ戦出場が目標とは話していない)
「はい。僕は監督自身と監督の勝者のメンタリティを良く知っています。もしヨーロッパカップ戦に出たいという目標を持っていないクラブだったら、僕は移籍しなかったでしょう。日々の仕事は監督だけがしなければならないわけではありません。僕ら選手たちもうまく良い仕事をし、良いグループを作り、全員で同じ方向に進んでいく列を作らなければなりません」

──外から見て、昨季のバレンシアをどう見ていましたか?
「ヨーロッパカップ戦はありませんでしたが、国王杯の決勝に出場しました。バレンシアは常に自分たちがいる場所で競争してきたことを知っています。どのチームもヨーロッパの舞台を目指しているのは明らかで、今季の僕らの考えもそこにあります」

──今季がメスタージャ100周年となります。記念のシーズンを迎えるにあたって特別なモチベーションはありますか?
「スタジアム100周年という特別なシーズンをクラブと共に過ごせることはとても素晴らしいことです。そして僕らがしなければならないことはそのスタジアムに集まるファンを楽しませることです」

──過去にあなたはご自身のツイートが原因でバレンシアニスタから非難を浴びました。そのことを覚えていますか?(注:ビジャレアル在籍時の2016年12月4日、マラガが93分にバレンシアに同点弾を決め、直後に泣き笑いの絵文字3連のみのツイートをして、バレンシアファンからたくさんの怒りのリプライが付いた。のちに謝罪し、当該ツイートは削除)
「7年前、僕は古巣であるマラガの試合を見ていて"あるツイート"をしました。気分を害した人たちに謝罪のツイートもしました。バレンシアを嘲笑する意図ではありませんでした。先ほども言いましたが、プリメーラデビューの舞台がメスタージャだったこともあり、バレンシアに対してはとても良い思い出があります。何年も経っているのであまりよく覚えていません。当時のツイートで不快な思いをさせてしまった人たちには誤解だったことを理解してもらいたいと思うと同時に、たくさんの喜びを返せたらいいなとも思っています」

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