クラブは今季の1stユニフォームを発表しました。今季メスタージャが100周年を迎えることを踏まえて、当時のユニフォームの要素を取り入れたものとなっています。

シャツは100周年の時と同様に白一色で、左胸のエスクードは1923年のメスタージャのこけら落としの時に使用されていた古いロゴが入ります。当時のクラブ名は「バレンシアFC」だったため、コウモリの下の青い帯のところにはV.F.C.と文字が入ります。ロゴの下には「1923-Camp de Mestalla-2023」の文字、また首の後ろには先月発表されたメスタージャ100周年の記念ロゴが入ります。

スポンサーロゴですが、胸にはイギリスのオンライン自動車販売店「CAZOO」のロゴ、左腕には中国のタイヤメーカー「SAILUN TYRE」のロゴが入ります。

パンツもシンプルで黒一色で、左右両足の裾部分に白のアクセントが入ります。スポンサーロゴはチェコの自動車メーカー「SKODA」のロゴが左前部に入ります。また、国王杯決勝のようなケースも想定して、白一色のパンツも用意されています。

ソックスは、公式発表では白と記載がありましたが、公式オンラインショップを見ると黒が用意されているように見えます。

新ユニフォームのプレゼンテーションでクラブは、ウーゴ・ドゥロ、ユヌス・ムサ、ラチッチ、マルタ・カロ、ベア・ベルトランらをモデルに据えた動画を公開しました。また動画には登場しないものの今夏の移籍が噂されるカルロス・ソレールもプレゼンテーションの主役の一人に選びました。「ソレールは簡単には放出しない」という他クラブへの牽制の意図が込められているのでは、という声も出ています。

2ndユニ、3rdユニについては現時点で発表されていませんが、2ndユニフォームは過去にも人気が高かったオレンジ色の配色を加えた黒色に、3rdユニフォームは地元で絶大な人気を誇るセニェーラ（バレンシア州旗）柄のになるとみられています。