トップチームの2022/2023プレシーズンに10人のカンテラーノが参加
7月5日からトップチームの2022/2023プレシーズンが始まります。ガットゥーゾ監督は5人のカンテラーノをスイスでの合宿に参加させることを決めていましたが、現時点でひとりの補強もないことを踏まえ、新たに5人のカンテラーノを招集しました。
6月の時点では、DFクリスティアン・モスケラ、DFファク・ゴンサレス、WGフラン・ペレス、WGウーゴ・ゴンサレス、MFヘスス・サンティアゴ・"ジェジュ"の5名がトップチームの合宿に参加すると発表されていました。
今回はこの5人に加え、DFルベン・イランソ、MFハビ・ゲラ、MFパブロ・ゴサルベス、MFペドロ・アレマン、MFアレッサンドロ・ブルラマキの5人を追加招集しました。合計10人のカンテラーノがトップチーム昇格を目指して、ガットゥーゾ監督にアピールするチャンスを手にしたことになります。
この10人のカンテラーノは3つのグループに分けることが出来ます。1つめが昨季ボルダラス監督と共にプレシーズンをトップチームで過ごしている選手たちのグループです。
昨季のプレシーズンでイランソはアトロミトス戦、アレマンはカルタヘナ戦、ハビ・ゲラはサラゴサ戦、レバンテ戦、ブレントフォード戦でプレーしました。さらにフラン・ペレスは4試合、ブルラマキは5試合でプレーしました。この5選手はトップチームのプレシーズンのダイナミクスを既に知っていることになります。
2つ目のグループは既にトップチームでの公式戦デビューを果たしている選手です。一番に名前が挙がるのはモスケラでしょう。スペインU-18代表に選ばれているこのDFは、トップチームでのプレシーズンを経験しないまま公式戦デビュー。公式戦7試合でプレーしました。
ルベン・イランソはレバンテ戦、レアル・マドリー戦、セビージャ戦、ビジャレアル戦と難しい相手との4試合に出場、うち3試合は不慣れな右サイドバックでプレーでした。ジェジュはシーズン終盤に3試合(ビジャレアル戦、アトレティック戦、ベティス戦)プレーしています。また、ハビ・ゲラは国王杯で1試合(アトレティコ・バレアレス戦)でデビューしました。
どちらにも属さないファク・ゴンサレス、ゴサルベス、ウーゴ・ゴンサレスの3選手は、今回初めてトップチームのダイナミクスに参加することになります。非公式戦ではあるものの、彼らはこのプレシーズンで初めてトップチームのシャツを着てプレーすることになります。
トップチームが予定しているプレシーズンマッチは4試合ありますが、昨日、もう1試合追加されることが発表されました。相手はイングランド・プレミアリーグに復帰した古豪:ノッティンガム・フォレストです。
ノッティンガム・フォレストは、バレンシアにとって特別なライバルです。1959年5月、メスタージャを訪れた初めての国外クラブがノッティンガム・フォレストであり(親善試合で対戦)、1980年にはUEFAスーパーカップで対戦したという縁もあります。今回の対戦がそのスーパーカップ以来、約42年ぶりの対戦となります。