VCFアカデミーのテクニカルディレクターであるマルコ・オテロ(48)がクラブを退職することになりました。オテロはそのままオリンピック・マルセイユと契約を結び、育成部門の仕事を担当します。

スイス人指導者のオテロが母国を離れてバレンシアにやってきたのは2019年のことです。バレンシアのカンテラを強化するという戦略に沿って、当時バレンシアのテクニカルディレクターを務めていたパブロ・ロンゴリアの手によってスイスのFCシオンからやってきました。

オテロとバレンシアの契約は2023年まで残っていましたが、マルセイユに行ったロンゴリアからのオファーを受けたオテロが退職を希望したため、今回の契約を解除することになりました。

後任ですが、今季フベニールAの監督を務めたホセ・バルゲスが担当することが発表されています。そのフベニールAの監督には今季フンダシオン・カデーテを率いたパコ・クエンカが昇格します。

VCFアカデミーの組織体制は以下の通りです。ショーン・バイがクラブのCEOに昇格したため、アカデミーのオペレーション・ディレクターを務めていたルイス・マルティネスがアカデミーのゼネラルディレクターに昇格しています。

※追記(6/29)
オテロの退職から5日、バレンシアアカデミーのハイパフォーマンスエリアの責任者であったミゲル・アロンソがロンゴリア＆オテロのオファーを受け、バレンシアを退職してマルセイユに行くことになりました。

ゼネラルディレクター／ルイス・マルティネス
テクニカルディレクター／ホセ・バルゲス
ゼネラルコーディネーター／セルヒオ・ベントーサ
コーディネーター／ヘスス・オリバ
スカウティングコーディネーター／ホセ・ヒメネス

参考：過去のアカデミーのテクニカルディレクター

フランシスコ・ルフェテ（2013年夏～2015年6月）
ホセ・ラモン・アレサンコ（2015年8月～2017年9月）
ルイス・ビセンテ・マテオ（2017年9月～2019年1月）
ルイス・マルティネス（2019年1月～2019年6月）
マルコ・オテロ（2019年6月～2022年6月）
ホセ・バルゲス（2022年6月～）