今季RFEF1部リーグ(実質3部)のカステジョンにレンタル移籍していたケビン・シビジェ(23)がクラブを退団し、同RFEF1部のアトレティコ・バレアレスと2年契約を結んだことが公式発表されました。

アルゼンチン人のシビジェは所属していたリーベルプレートを退団した後の2020年10月、VCFメスタージャのトライアルに合格してバレンシアに入団しました。

加入して3か月後には国王杯2回戦：ジェクラノ戦でトップチームの公式戦デビューを果たすなど、将来のトップチーム昇格も期待される働きを見せてきましたが、VCFメスタージャのRFEF3部(5部)降格に伴い、より上のカテゴリで経験を積むべくカステジョンへレンタル移籍していました。

カステジョンではリーグ戦33試合に出場するなど素晴らしい経験を積み重ねましたが、クラブはトップチームの一員としてカウントするには難しいという判断を下したようです。

クラブとシビジェの契約はあと1年残っていましたが、クラブは今回、バレアレスから移籍金を受け取らない代わりに、買い戻しオプション、他のクラブからのオファーが届いた場合の優先交渉権、将来の移籍金の一部(20～30％程度)を受け取るという条項を付けています。

今季はシビジェの弟のスティーヴンもバレンシア・フベニールBに加入しましたが、彼はチーム内のポジション争いに勝てず、わずか3か月でクラブを退団しています。

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