クラブ公式SNSのコメント欄を再開放
昨年から各SNSの公式アカウントのコメント欄を閉鎖していたバレンシアが再開放することを6月10日に公式声明で発表しました。これにより、ファンは405日ぶりにクラブのSNSに自らの声を投じることが出来るようになりました。
公式声明の内容は以下の通りです。
「バレンシアCFはSNSの公式アカウントのコメント欄を開放します。昨日から全てのユーザーがバレンシアCFの公式アカウントに返信できるようになりました。
クラブは、最大の資産ともいえるファンに背を向けたままでいることは出来ず、交流の手段であるコメント欄をこれ以上、一日たりとも閉鎖したままでいることはできないと考え、今回の決定について再考しました。
バレンシアCFは、この公式アカウントの場が共存と尊重の場であることを望み、暴力行為、人種差別、性差別、ボイコット、その他あらゆる種類の差別を引き続き非難します。
このため、クラブはこの種の容認できないアクションに対してゼロ・トレランス方式を維持し、クラブ、選手、従業員、またはファンに対してそのような行為をしたり、侮辱的なメッセージを共有したりするユーザーに対してブロックまたは必要な措置を講じる権利を保持します。
私たちはクラブの魂であるバレンシアニスタとの交流を楽しみにしています。AMUNT VALENCIA!」
今回の公式声明について暫定CEOを務めるショーン・バイは、ガットゥーゾのプレゼンテーションにて以下のコメントを残しています。
「クラブのSNSを開放し、自己批判からファンと繋がりを持てるようにクラブを変えていきたいと思っています。人間関係は尊重の気持ちを持って結ばれていなければなりません。私たちはファンを誇りに思っていますし、もっとオープンになってバレンシアニスモの全てのセクターと距離を縮めていきたいと考えています。中長期的に見て、時にはファンが望まない決断をしなければならないこともあります。ただ、私たちが一貫して考えていることはバレンシアがファンの中で確固たる存在になること、そしてバレンシアのDNAを皆さんに感じてほしいということです」