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ボルダラス監督のお別れ会見

6月3日に解任が発表されたボルダラス監督が、6日の午後、バレンシア市内のNHコレクションホテルにてお別れの会見をしました。

ボルダラス監督のお別れ会見

30分ほどの会見の中で、メディアはメリトンへの不満や批判的な言葉を引き出そうとする質問を多く浴びせましたが、ボルダラス監督はどんな質問に対しても論争にならないように言葉を選んで話しました。

──お別れメッセージ
「非常に熱くやりがいのあるシーズンでしたが、与えていただいた全ての愛情に感謝しながらファンにお別れを伝えたいと思います。今季バレンシアを指導したことは、私にとって信じられないくらい素晴らしいことでした。

この結末は予想外のことでしたが、これがサッカーです。クラブにはオーナーが居て、私が監督を続けないという判断は組織が決めたことです。私は続けたいと思っていました。非常に強烈な一年でした。とても素晴らしい時間を経験させてもらえたことを全ての人に感謝します。皆さんの行動は模範的なものでした。バレンシアの監督を務められたことを誇りに思います」

──解任理由について
「詳細を聞く必要はありません。皆さん全員が理由を理解していることでしょう。これはサッカーであり、この決定を受け入れなければなりません。バレンシアのようなクラブを指導できたことを誇りに思います。私たちはバレンシアが最大の目標を達成できるよう努力してきました。全員が全力で取り組みましたので自分たちの仕事に満足しています。バレンシアは近い将来、再びラ・リーガで最高のクラブの一つに戻るでしょう」

──国王杯に優勝していたら
「それはわかりませんが、そのことを悔やんでも仕方ありません。新監督の幸運を願っていますし、もし私の1年間の経験がクラブや新監督の役に立つのであれば、喜んでサポートしたいと思っています。そう思えるのは、このクラブとファンが私を定義付けてくれたからであり。そのことを心から感謝しているからです。クラブにとって悪い時期だったかもしれませんが、バレンシアを指導できたことは幸運でした」

──自身の仕事を振り返って
「これはクラブのオーナーによってなされた決定です。私は続けたかったですし、バレンシアに対する責任感は最大限に持っていました。私も人間ですし、いくつかの点で誤った選択をしたこともあります。しかし、できるだけ間違えないという私の意志と責任感は常に最大でした。それでもクラブが私の仕事に満足していないと判断したわけですから、それを受け入れなければなりません」

──チームの補強方針について
「私は既にバレンシアの一員ではなくなりました。そのテーマについて話すタイミングでもありませんし、私が口を出すことも適切ではないと思います。クラブに居る専門家が補強について取り組んでいることでしょう」

──バレンシアが改善すべきこと
「バレンシアには敬意を持っており、チームに何が出来たのか、今から何をすべきかについて私は意見を述べることは出来ません。バレンシアは新しいステージを始めます。バレンシアの幸運を願っていますし、私のサポートが必要であれば最大級の謙虚さを持って手伝いたいと思います」

──解任の連絡がミゲル・アンヘル・コロナからの電話1本だったことについて
「それが官僚制のやり方なのかどうかはわかりませんが、確かにそのように伝えられました。ただ、それが正しい方法であったかどうかを評価するつもりはありません」

──アニル・マーシーは良い会長だったか、と聞かれて
「私にとっての最高の会長は過去にも答えています(ヘタフェのアンヘル・トーレス会長)。ただ、アニルとも良い関係にありました。考え方の違いはありましたが、衝突はありませんでした。お互いに敬意がありました。誰もが自分で考えてクラブを運営しています。私もいくつかの要求をしたことはありますが、実現しませんでした。それでも彼に対しての不満はなく、無視されたと感じたこともありません。彼には感謝しています。ただ、今は彼について話すタイミングではありません。バレンシアは近いうちに国内および国際舞台での地位を取り戻すことでしょう。私たちはヨーロッパの舞台には届きませんでしたが、とてつもない仕事をし、タイトルまでPK1つのところまで行きました。チームはスーペルコパ出場の資格を得ましたし、以前のシーズンよりも良い結果を得ました。カンテラから数人の子がデビューしました。私は自分のロッカールームでの仕事に満足していますし、今後のバレンシアが大きな成功を収めることを願っています。これから私はもう1人のバレンシアニスタとなり、必要とされる全ての面でバレンシアをサポートしていくつもりです」

──ピーター・リムについて
「最近連絡を取っていませんでしたが、だからといって関係が近くなかったということではありません。彼との二度のミーティングで良い関係を築いたと思っています。彼を非難するようなことは何もありません」

──過去について話したくなさそうですね、と言われて
「正直なところ、そう感じています。クラブが良い決断をしたか悪い決断をしたかは私にはわかりませんし、それを分析するのは皆さんの仕事だと思います。私は既にバレンシアに所属している人間ではなく、3月や12月に戻って話をすることが何かに役立つとは思えません。私はいくつかの要求をし、クラブはそれらを私に与えることが出来なかった。私が思ったことはそれだけです」

──自身の今後について
「まずはこれから必要な分の休息をとろうと思っています。そして遠くから最大限の関心を持ってバレンシアをチェックしていきたいと思います。ここでの一年間は、私を定義付けてくれた経験でした。多くの人に知ってもらい、愛情をいただけたことを胸に、ここを去ります」

──クラブの決断について
「サッカーの世界で多くのことを経験してきましたし、今回のことについても驚くことはありません。サッカーの世界ではクラブとオーナーは多かれ少なかれ指示される、あるいは受け入れられる決断を下します。私は過去にも似たような経験をしています。アラベスを率いてプリメーラに昇格したのに解任された時、その時は失望しましたし、正当な評価を受けていないと感じましたが、その後うまくいきました。私はファイターです。バレンシアで続けていきたかったですし、私たちが始めたことに継続性を与えたいと思っていました。バレンシアの決断が正当か不当かはわかりませんが、私は受け入れますし、尊重します」

──ガヤとソレールの売却の可能性について
「彼らは2人とも素晴らしすぎるくらいのプレーヤーであることはもちろん、バレンシアにとっての大きな財産であり、ここでキャリアを続けていくべきだと考えていました。しかし、彼らも成長を望んでおり、自分たちに必要な決断を下すことでしょう。彼らがどんな決断を下しても胸にバレンシアニスモを抱いていることは確かです。ウーゴ・ギジャモンのような多くの選手たちも今季それを身につけましたし、デビューしたカンテラーノたちもその夢を実現しました」

──再度バレンシアを率いる可能性について
「バレンシアが多くのタイトルを獲得した歴史のあるチームであることは明らかです。このようなチームの監督になりたいと思わない人は居ないでしょう。私は非常に難しい時期に来ましたが、何人かの選手たちが再評価されるのをサポートできたと思っています」

──ファンの存在について
「全てのファンに敬意を持っていますし、感謝しています。ファンはバレンシアの魂です。彼らの振る舞いには感謝することしかできません。ファンひとりひとりに個人的に私の声でお別れを告げたいとさえ、思いました」

──聞こえの良いことしか言わない今日の会見にファンが失望しているのでは、という指摘について
「私はそうは思いません。ファンは理解してくれていると思います。私が今日ここに来たのは誰かを批判するためではなく、"ありがとう"と"さようなら"を伝えるためです。クラブが私を解任しても、私がプロフェッショナルであることに変わりはありません」

──今日はあなたの本音が聴けたのでしょうか、という指摘について
「私は全て正直に答えています。他の答えを期待していた人がここには多くいるようですが、私は誰に対しても批判的になることはありません。既にバレンシアの人間ではなくなりましたので、クラブの問題にも介入しません。監督でいる間は自分の考えを言ってきましたが、今この立場で言うことはバレンシアに対して敬意を欠くことになるでしょう。このクラブは偉大で、情熱と感情であふれています。最終的には世界中の人がバレンシアが何であるかを理解するでしょう」


ホテル前には会見を終えたボルダラス監督を迎える多くのファンが詰めかけました。ボルダラス監督に「LIM GO HOME」と書かれた旗を手渡そうとしたファンも居ましたが、やんわりと拒否し、バレンシアのマフラーを渡された際には書かれている文字を確認したうえで広げてファンに応えました。

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