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アニル・マーシー会長の発言がリークされる(追記あり)

昨夜、アニル・マーシー会長のとんでもない発言がリークされ、それをSUPERDEPORTEが報じました。その中には2人のキャプテン:ガヤとソレールの契約延長を望まない(高く売りたい)意図の発言も含まれています。

アニル・マーシー会長の発言がリークされる(追記あり)

ボルダラス監督について
「彼は非常に難しい性格の人間だ。あまり居ないタイプだね。ただ、私は良い関係を築いている」

「本当はチームを縮小しなければならなかったが、彼に賭けたんだ。だから3000万ユーロ以上の赤字があっても重要な選手は誰も売らなかった。彼が賭けたマルコス・アンドレは400万ユーロの価値だったが、彼が欲しがるから値上がりし、結局900万ユーロを投じた。イライクス、ウーゴ・ドゥロ...彼が欲しがった選手は全部獲得した。結果はこれだ。財政的な問題は解決していないし来季はチームを縮小するしかない。それ以外の選択肢はありえない」

「国王杯決勝の戦い方、あれはどうだったんだ?ベティスは良いチーム、自分たちは悪いチームというメンタルで試合に入っていったじゃないか。何故試合を締められなかった?一番情けなかったことはバレンシアが良いチームではないという気持ちで試合に入っていったことだ」


カルロス・ソレールについて
「彼は強い野心を持っており、今季の最初からクラブを出たいと言っていた。イガンインと同様にね。ガンインはブラガ移籍で話がまとまりかけていたが、移籍金を残さずマジョルカに行った。ただ、カルロスの場合は何も起こらなかった。ファンからのプレッシャーも大きすぎる彼は、ファンのことを尊重しなければならないだろう。彼の妻も彼の全ての親族もバレンシアに居る。彼の要求はクラブにとって悪い条件で去ることだが、同時に"両親がバレンシアの道を普通に歩けること"も彼の望みだろう。もし彼が家族に穏やかに過ごしてほしいと願うならばファンの声を尊重しなくてはならない」

「もしこのまま契約延長せず1月に無料で出ていくとしたら、10万ユーロを投じて全てのメディアを使って彼を殺してやるつもりだ。彼はクラブにお金を残していく必要がある。ここのアカデミーで育ったんだし、クラブは彼にお金を投資したんだからね」


ガヤについて
「国王杯決勝で敗れ、ヨーロッパカップ戦出場を逃したことで少し落ち込んでいたが、シーズンを少しでもよく終えるためにチームを引っ張ってくれている。彼の仕事ぶりは評価しているよ。ただ、スペイン代表でのプレーとチャンピオンズでのプレーを夢見る彼の野心を尊重してあげたいとも思うんだ。もし私が"来季ほとんど補強するつもりはない"と言ったら、きっと彼は考え込むだろう。"自分はこんなところで何をしてるんだろう"とね。そして今メスタージャは"アニル出ていけ"と歌っているが、その攻撃の矛先が彼にも向くだろう」

「ヘスス・バスケスはよくやっている。来季の左サイドバックは彼に任せれば良いんじゃないか」


SUPERDEPORTEがさらにリークを続けるので、以下、追記しました。


監督人事について

「国王杯決勝の後、いつだったかパテルナでボルダラスに言ったんだ。"なあ、友よ。8位と13位は(放映権収入の額が)全然違うんだぞ"って」

「その後、パテルナでガヤにはこう言ったよ。"なあ、友よ。君が悲しんでいるのは知っているが、ひとつ聞いてくれ。キケ・フローレスがバレンシアに戻りたがっているぞ"とね」


クラブの財政について
「今年は5000万の赤字。来季のバレンシアが人件費総額7000万ユーロを超えるチームを持つことは不可能だ。お金を稼ぐ唯一の方法はセビージャのように売買の能力に非常に優れたスポーツディレクターを雇うこと。これは何年にもわたる過剰支出によるもので、ネグレド、アブデヌール、ゲデス、マキシ・ゴメス、シレセン...バレンシアはもう3000万~4000万ユーロの選手とは契約することはできない。レンタル?結局賃金を支払わなければいけないんだ。1億の原資はどこにある?結局のところ、選手を売らなければお金はやってこない」

「2018/2019シーズン、チャンピオンズリーグ出場権を得て、国王杯で優勝した。成功したシーズンと言われるが、チームの人件費が1億6500万ユーロかかった。一方で収入は、放映権で7000~8000万ユーロ、年間シートで1200~1400万ユーロ、でもメスタージャでの試合開催で年間600万ユーロかかる。総収入は結局1億2000万ユーロだった。タイトルを取って、リーグを4位で終えてもチームコストを補えなかったんだよ」

「ヨーロッパにいけないので財政赤字は大きくなった。さらに放映権収入も下がって6/30の時点で-5600万ユーロだ。チャンピオンズリーグのレベルで争いたいなら3億稼ぐ必要がある。そこに届かなければそれだけ困難になる。今季のベティスを見ればわかるだろう。彼らでさえ届かなかった。例えば今季のセビージャは2億6000万ユーロのチームだ。もし彼らがチャンピオンズリーグを逃していたらどうなっていたか...。今季チャンピオンズリーグでベスト4に出たビジャレアルだって、来季の出場権を逃したから選手を売る必要があるんだ」


アレマニーが去って以来、スポーツディレクターが不在であることについて
「スポーツディレクターってのは、2年契約が求められるうえ、自分の金を一切使わない人間にチームの全てを任せなくてはいけない仕事だ。いつだったか、私は"彼らは最も賢くない仕事だ"と言った。彼らは他人の金を使うのに長けてるだけだ。私が彼らを雇うとしたら"4000万ユーロを使って選手を連れてきて、チャンピオンズリーグに勝ってほしい"と言うね。もしそんなことをできる人間が居たら神と言われるだろう。そんなことが出来る監督もスポーツディレクターも居ないことは知っている。だから私たちの計画にはスポーツディレクターは必要ない。スペイン以外の国ならできると思うか?PSVは今季4000万ユーロの予算を持っていたが、彼らが出ていたのはUEFAカンファレンスリーグだ」


このSUPERDEPORTEのリークを踏まえて、先ほどクラブがSUPERDEPORTEを非難する公式声明を発表したので、さらに追記します。


「SUPERDEPORTEが出した音声について、バレンシアは以下のことを公式に表明します。

1. この音声は4月27日、チャリティーイベント「La Nit de València」のプロモーションのために5人のバレンシア人ビジネスマンとVCF財団で行われたレストランでの会食でのものです。

2. SUPERDEPORTEが公開した音声は誤った考え、偏った考えを伝えて論争を起こすために編集されたものです。

3. SUPERDEPORTEはバレンシアCF会長アニル・マーシーの許可なく違法的に録音されたものであり、私的領域に属する文脈から外された音声を公開することで、職業倫理の欠如と深刻なプライバシー違反を犯しているものです。

4. このアクションは、SUPERDEPORTEがここ数ヶ月行っているバレンシアCFに対する信用を失墜させるキャンペーンの一環で行われているものです。

5. このキャンペーンは、バレンシアCFに数万ユーロの広告料金を請求することで経済的実行可能性を確保しようとしたSUPERDEPORTEからのオファーをクラブが拒否した後、数か月前から始まりました。

6. この問題は既に、SUPERDEPORTEとそのディレクターに対して講じられる措置を検討しているバレンシアCFの法務部門の手に委ねられています」

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