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ラージョ戦を終えてボルダラス監督のコメント(2022/4/11)

ラージョ戦後のボルダラス監督の公式会見です。終盤の失点について「攻撃的なのはこのチームの特徴だが、あの時間帯はそんなに攻め急ぐべきではなかった」と悔やみました。再三のピンチを防いだママルダシュヴィリについては称賛しています。

ラージョ戦を終えてボルダラス監督のコメント(2022/4/11)

──今日の試合を評価してください。私には限界に至らず余力を残して戦っていたように見えました。
「その意見には賛同しません。勝点3を獲るためにここに来て、そのために全力を尽くしました。シーズン通じてホームで非常に強い相手との難しい対戦であり、激しい試合になることは分かっていました。ラージョの強度とプレスに対応することが難しく、何度もデュエルで負けました。どんな時でもチームは挑みましたし、私たちにも2点目を決めるチャンスはあったと思います。しかし、今日はラージョが際立っていました。4人のDFラインでは問題が多く、彼らは何度も私たちを困難に追い込み、ママルダシュヴィリがいくつかのビッグセーブで主役となりました。彼らは非常によく走り、前に出てセカンドボールをたくさん拾って私たちを難しい状況に追い込みました。私たちは勝つためにここに来ましたが、ラージョが今季前半戦の良い感触を取り戻したかのように良かったことも認めなければなりません。チームは最初から最後まで挑戦してくれましたが勝てませんでした」

──ハーフタイムでの選手交代の意図を教えてください。
「相手選手がカードをもらっていたので、中盤にもっとダイナミズムを与えたいと思いました。深みを作りたかったのです。マルコス・アンドレに時間を与えて、彼がチームにもたらしてくれるものを確かめたい意図もありました」

──前回の会見では"今日以降、バレンシアが最高の状態で戦えるかどうかを言える"と言っていました。どうでしょう、最高の戦いをすることができそうですか?
「今日の私たちは目標、希望、勝点3を追加する意志を持ってここに来ましたが、できませんでした。私たちの上にアドバンテージを持ったライバルチームが居るのでわかりませんが、少なくともそれを遠くから眺めるだけで終わらせるつもりはありません。チームはシーズンを通じて非常に良い成長を遂げており、そのことには満足しています。今日も最後の最後に失点してしまいましたが、ママルダシュヴィリは再三のピンチを防ぎ、素晴らしい試合をしました。今日の私たちは最後の仕事でミスを犯しました。ラージョはカウンターアタックで私たちを捕まえました。うちの子たちには話しましたが、あの時間帯の私たちはもっと組織化して攻撃に参加する人数を少なくし、慎重に行くべきでした。野心的かつ大胆で攻撃的なところはこのチームの特徴の一つですが、正確性とフィニッシュの部分で力が足りていません」

──1人か2人の選手にゴールゲッターとしての全ての責任を負わせることはできない、あなたはそう言っていました。攻撃面でチームのアプローチに何が欠けているでしょうか?
「チームのアプローチについてはこれまでもたくさん話してきました。失点を減らすためにDFの人数を増やしてきました。今後ゴールを奪うために6~7人のストライカーをピッチに送り出す必要があるかどうかは分かりませんが、私たちは常にバランスを取るために挑戦しています。同時にバレンシアの今のレベルを知る必要があります。私たちは皆、野心に溢れていますが、疲労や怪我でチームとしての体力を失っており、その影響でミスも多くなっていることは明らかです。ですが、うちの子たちがピッチですべてを出していることも確かです」

──ガブリエウ・パウリスタの状況はいかがでしょうか?
「彼自身に悪い感覚があったために交代しました。今季の彼はシーズン通じて不運な状況にあります。先週は怪我から戻ったティエリーとガブリエウの負担を減らすために3人のセンターバックで戦いました。私たちはよく3人のセンターバックでプレーするかどうかというアプローチについて試合前に話しますが、彼に負荷がかかってしまったことを思うと、今日は私が選択を誤ったのだと思います」

──シーズン終盤に入りましたが、チームはどのように戦っていきますか?
「全員が期待しています。決勝戦も楽しみですし、熱意と野心を持って臨みます。選手たちは皆よく働いてくれてますので、その中でベストコンディションの11人を出場させるという判断を下していきます」

──体調面で悩まれていると聞きました。クラブからの要求に応えることは厳しいですか?
「私は多くの経験を積んでおり、落ち着いています。外からは見えないこともありますが、私たちのチームは良い仕事をしており、クラブの歴史の中に生きていることを幸せに思っています。私たちは皆、経済的なレベルでのクラブの限界を知っており、逃げることのできない転換期を迎えています。私たちの誰もがチャンピオンズリーグを戦うバレンシアを望んでいます。そして、誰よりも私自身がそれを望んでいるからこそ、バレンシアのために全力を尽くしているのです。ファンを興奮させることが出来ましたし、シーズン通じての怪我や困難にもかかわらず、私たちはまだ戦い続けています。国王杯決勝ではファンの皆さんに喜びを届けたいと思っていますし、リーガでも上位陣の中に割って入っていけるような成績を残したいと思っています」

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