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カディス戦を終えてボルダラス監督のコメント(2022/4/3)

カディス戦後のボルダラス監督の公式会見です。守備面の改善に手ごたえを感じている一方で、攻撃面でアグレッシブさが足りなかったことを悔やみました。

カディス戦を終えてボルダラス監督のコメント(2022/4/3)

──ブライアン・ヒルの負傷の状態はいかがでしょうか?
「ブライアンは腰を強く打ちましたが、シャワーを浴びて少し良くなったようです。これから検査を受けることになりますが、ただの打撲で大事に至らないことを願うばかりです」

──今日の試合を評価していただけますか?
「創造力を欠いていたと思います。以前も代表ウイークを挟んだ際に多くの選手が遅れて到着し、試合の準備をする時間がほとんどない、ということがありました。言い訳にはなりませんが、これもサッカーの一部であり、2週間離脱している代表選手もたくさんいます。攻撃面では最高の試合ではなかったですし、チャンスを作り出すこともできませんでした」

──フルキエとマルコス・アンドレが招集外でしたが、何があったのでしょうか?
「マルコス・アンドレは以前から背中に痛みがあり、治療を受けています。100%の状態ではないため招集外としました。フルキエは筋肉系統を問題を抱えています。昨日の練習で彼自身が良い感触を得られなかったための決断です。2人とも休ませましたが、深刻な怪我ではないと思っています。ただ、国王杯の決勝があるので、どの選手に対してもリスクを冒すつもりはありません」

──ホームでの引き分けは残念ですが、課題であった守備面は改善されてきているように思います。
「確かに、徐々に自信を持てていると思います。失点はオウンゴールの1点のみですし、ここ最近は守備のレベルを改善できていると言って良いと思いますが、今、頭にあるのはそのことではなく、勝てなかったことに対する不満だけです。非常に組織的なカディスに勝つことが目的でしたが、チャンスを作れませんでした。今日のカディスは戦術的なファウルも厭わない非常に統率されたチームで、それにより私たちのリズムも止まってしまい、チャンスにつなげることが出来ませんでした。それでも攻撃の手を止めてはならないので、チームはあらゆる手段で努力し続けましたが、結果的に攻撃面では良い試合にはなりませんでした」

──3-5-2のフォーメーションを再び採用しました。
「3人のセンターバックでスタートし、その後4-4-2に変更しました。私たちは常にバランスを考えています。今日は長い負傷から復帰したティエリーやガブリエウのような選手たちが居たので、余計な仕事をさせないためにいかにバランスをとって選手たちを守るかを考えました。多くの試合でうまくいってますが、フォーメーションはそれほど重要ではありません。結局のところ、重要なのはバランスです。今日はおそらく、ゴール前で明確なチャンスを作り出すためのアグレッシブさが足りなかったのだと思います」

──欧州カップ戦に参加するためにシーズンを通じて仮説を立ててきましたが、実現できていません。チームには何が足りていないのでしょうか?
「それがとても難しいことなのはよく分かっています。良い成績を継続して残しても何も保証されません。何故なら私たちの上には、さらに素晴らしいチームであることを示しているライバルがいるからです。勝点差があり、非常に良い勝利のストロークが必要であり、かつライバルたちが勝利を逃さなければいけないので、そこに到達するのは困難だと思います。しかし、私たちは自分自身のことに集中し、勝点を積み上げることだけを考えなくてはなりません。そうしていくことで、リーガが私たちにもチャンスがあるかどうかを教えてくれるでしょう。今日は勝てなかったことに怒りを覚えていますが、もう次の試合のことを考えなくてはなりません」

──ゲデスのウォーミングアップを見ていましたが、他の選手たちとは別のメニューをこなしていたように見えました。何か問題があったのでしょうか?
「いえ、彼は何の問題もありません。フィジカルトレーナーが彼のために特別に用意したメニューをこなしていました。彼はポルトガル代表に招集されたものの出場時間がありませんでした。これは毎週プレーしている選手にとっては決定的なことです。彼はチームに対して大きな責任感を持っているので、私たちは落ち着いています。選手も人間であり、今日はうまくいきませんでしたが、チームが彼を必要としていることを素早く察知していますし、ここ数試合で再び彼は最高のレベルを取り戻すでしょう。私は何の疑いも持っていません」

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