ヘスス・バスケスのインタビュー「チームの力に慣れていることを嬉しく思う」
同じポジションに2人の存在を確立したプレーヤーが居る時、そのチームでプレーすることは簡単ではありません。19歳のヘスス・バスケスは今季の3番手の左サイドバックであり、ここまでそれほどプレー機会を手にすることが出来ませんでした。
しかし彼は今、ガヤとラトの負傷によってチームで唯一の左サイドバックとなり、自分の価値を証明するための絶好のチャンスを手にしています。
──やっと巡ってきた出場機会について
「シーズン序盤は出場機会が少なく、苦しい時期を過ごしました。でもいつチャンスが来るかわからないですから、常に準備を怠らず、高い強度で練習に取り組まなければなりません。今はこうしてチームの力に慣れていることを嬉しく思います」
──先輩たちからのサポートについて
「チームメイトからはすごく助けてもらっています。特にホセ(・ガヤ)とトニ(・ラト)の2人は、彼らの経験を踏まえてベストなアドバイスをしてくれようとしているのがわかります。監督からはしっかりプレスをかけること、自分らしくプレーすること、前に出ることをよく言われてますね」
──次節:エルチェ戦について
「難しい試合になることはチーム全員が理解しています。勝つためには強い意欲をもって試合に臨まなければなりません。最近の僕らは良い流れを作れていますし、ヘタフェ戦でも完成度の高い試合をしました。エルチェが非常に強度の強いチームであることが理解していますが、僕らにはバレンシアから来てくれる300人のファンのサポートがあります。相手のプレー強度に負けないように、全力で立ち向かうつもりです」
──チームの転機について
「悪い流れが続いてきた中で、なんとか国王杯の決勝に進出することができました。そこから今、僕らは良い流れに乗れていますし、週末の試合はアウェーゲームですが、もう一度勝ちに行かなければなりません」
──直近4試合で1失点であることについて
「失点しないことはとても重要です。そのうえで自分たちのチャンスをものにできれば、良い結果を得やすくなります。前節は引き分けましたが、再び勝利の道に戻りたいと思っていますし、チームの団結力も非常に強いです」
──国王杯の決勝戦について
「国王杯の決勝が控えていることは確かですが、4月23日までは脇に置いときます。今はリーガのこと、毎日のこと、目の前の試合に集中しなければなりません」