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国王杯準決勝を終えてボルダラス監督のコメント(2022/3/2)

国王杯準決勝2試合を終えてのボルダラス監督のコメントです。決勝進出を決めたこと、チームが良い試合をしたことに大きな満足感を示しました。

国王杯準決勝を終えてボルダラス監督のコメント(2022/3/2)

──試合終了の笛をどのような気持ちで聞きましたか?あなたにとって初めての決勝進出になりますが、監督として最も幸せな日でしょうか?
「非常に大きな満足感を感じています。信じられない。私たち全員がこの瞬間を楽しんでいます。とても素晴らしい試合でした。ファンの皆さんのサポートもとても嬉しかったですし、心から幸せな気持ちです。うちの子たちはロッカールームで決勝進出を祝って、私をびしょ濡れにしました。今はまだバルコニーでファンと一緒に居ます。とても幸せな一日です。私はこれまでのキャリアで昇格や準決勝進出は経験してきましたが、バレンシアを率いて決勝進出したことはまた特別な喜びです。これに値する私たちのファンが喜んでくれていることも私にとって嬉しいことです」

──今日のバレンシアは良く守りました。このレベルのディフェンスはもう何試合も見ていなかったと思います。
「そうですね。幸いなことに、最も重要な瞬間、決勝に行けるかどうかという非常に決定的な試合で、完璧な守備をしました。相手が作った僅かなチャンスも、驚くべき方法で解決しました。これこそがこのような試合に勝つ方法だと思います。アトレティックはバルセロナとレアル・マドリーを破って勝ち上がってきた素晴らしいチームですが、準決勝の勝者として相応しかったのは私たちでした」

──あなたがバレンシアと契約した時、決勝に進出することは夢のひとつだったのではないでしょうか?
「間違いなくそうです。そしてこの信じられないような素晴らしいファンと一緒に達成したいと思っていました。ファンの話題については何度話しても疲れることはありません。私たちは今プレスルームに居ますが、外に居る彼らの声が今もこうしてここまで聞こえてきているのですから。誰もがこのような瞬間を楽しむために働いています。バレンシアを率いて決勝戦を戦うことはとても素晴らしいことです。私たちのファンはこれから彼らに相応しい決勝の舞台:セビージャへの旅行を準備することでしょう。それを思うだけでも私はとても幸せです」

──さて、シーズンはまだ続きます。ガヤの様子はどうでしょうか?
「チームが決勝進出を決めたので、彼もまた喜んでいます。彼は怪我を抱えており、これから検査をすることになります。明日には怪我の程度がわかるでしょう。仰る通り、シーズンは続きます。これから土曜の試合の準備をしなければなりませんし、今日の勝利をチームのモチベーションと自信につなげなくてはなりません。私はこれまでチームに"私たちは勝てる"と言うのを止めたことはありません。そして今、決勝戦にたどり着きました」

──このラウンドを勝ち抜くキーポイントとなったのは1stレグでしょうか?
「1stレグではレアル・マドリーとバルセロナを破ったばかりのチームを相手に、難しいスタジアムで、相手のゴールを克服して勝つ可能性まで作り出しました。1stレグも決定的でしたが、今日の試合も同様です。ゴンサロ(・ゲデス)がゴラッソを決め、チームは非常に真剣に守備のタスクをこなしました。これは私たちが最大限の自信をもってリーガの残りの試合に立ち向かうのに役立つはずです」

──2019年にあなたがヘタフェの監督としてここ(メスタージャ)で敗れた時に、将来あなたはここで今日起きたことを経験すると言われていたらどう思っていたでしょうか?
「サッカーとはそういうものです。私はそれについて常に言及してきました。バレンシアを指揮することは私にとってずっと大きな夢でした。決勝へのチケットを手にしたことはチームに多くの自信を与え、団結させてくれるでしょう。そしてチームがもっと成長し、ファンに再び喜びを与えられるかどうかを見ていきましょう」

──もう1つの準決勝はベティスとラージョが争っています。決勝戦の相手の希望はありますか?
「私たちは決勝戦を楽しむつもりですし、2つのチームのどちらが勝ち上がってきてもそれは変わらないでしょう。ベティスはバジェカスで1-2で勝っているので有利な状況にありますが、サッカーでは何が起こるかわかりません。ベティスはリーガでも素晴らしいシーズンを過ごしていますが、あらゆることが起こり得ます。そして、決勝にたどり着いたチームはどこであっても熱意と謙虚さをもってタイトル獲得の準備をしてくるでしょう。どちらが相手であっても私たちのやることは変わりません」

──ガブリエウ・パウリスタには何が起きたのでしょうか?
「試合前、ガブリエウは私に怪我はしていないと言ってましたが、プレーを続けることで怪我をしてしまう可能性があることに気づき、交代を求めてきました。彼についても明日検査を行いますが、彼は頭が良いので、怪我が発生する前に交代を求めたと思っています。チームにとって非常に重要な選手であり、常に全力を出し切ってくれる選手です」

──ファンが"ボルダラス愛してる"と歌っています。あなたは自身のバレンシアでの将来に不安はありませんか?
「本当にありません。プロとして、ファンの皆さんが私たちの仕事を認めてくれたことを心から誇りに思います。もちろんボルダラスだけでないことも忘れてはいけません。私たちのコーチングユニットは全員が働き者で、私のように会見には出てきませんが、決勝戦を戦うに相応しい素晴らしいスタッフ達です」

──試合前、スタジアム入りするバスを出迎えてくれたファンや試合中のメスタージャのスタンドを見てどう感じましたか?また、このような経験をされたことはありますか?
「圧巻の一言です。バスを出迎えてくれたファンの様子はとても感動的でした。あまりのことに驚きましたし、この感情を説明することが出来ません。過去にも重要な試合を控えてファンの後押しを受けるような状況は経験していますが、今日のような規模は初めてです。スタジアムに到着した時、バスの中の私たち全員が立ち上がるほどのことが私たちの周りで起きていました。そして感動的だったのはピッチでも同じです。選手たちの声が聞こえないくらいの声援があり、全てが揺れていました。ファンはチームが勝つために信じられないほどのエネルギーを与えてくれました。彼らが居なかったら目標達成ははるかに困難なことになっていたと思います」

──ゲデスのゴールが決まった瞬間、あなたは喜びましたか?それともその後のことで頭がいっぱいだったでしょうか?
「そんなことはありません。素晴らしいゴールでしたし、私たち全員で喜び、抱き合いました。あの瞬間、喜ばずにいられるわけがありません。ただ、アトレティックがセンターにボールを置いた瞬間からは試合に集中しなければなりませんでした。まだ45分以上残っていましたし、アトレティックが上がってくることも分かっていました。チームは完璧に対応し、2点目を奪うチャンスも作りました。わずかなリードでは心配になる日もありますが、今日はそんなことはありませんでした。勝てたことがとても嬉しいです」

──今日は再び3人のセンターバックを起用しました。このシステムが今後の形となるのでしょうか?
「オプションの一つです。過去の対戦で学んだように、アトレティックが私たちの背後にボールを送り、非常に速いウィリアムズを走らせることは分かっていたので、そのリスクを避けるために3人のセンターバックで対応しました。それでも最初の25分間で彼らは私たちに多くの問題を起こしました。このシステムだと中盤で力を失いますが、今日は失点しないことを重要視しました。今後もこのシステムでいくかどうかはわかりませんが、2試合続けてクリーンシートを達成したことは事実です」

──先程、外のファンがウーゴ・ドゥロとブライアン・ヒルに"チームに残ってくれ"と歌っていました。あなたもそれを望みますか?
「ウーゴ・ドゥロがレンタル加入で、バレンシアが買取オプションを持っていることは皆さんご存知の通りです。ブライアンについてはそうではありません。2人とも責任感と熱意を示して、それぞれの個性を充分に発揮しています。彼らについてはこれから何が起こるか見ていきましょう」

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