国王杯準決勝を終えてアトレティックのマルセリーノ監督のコメント(2022/3/2)
国王杯準決勝を終えて、敗退が決まった対戦相手アトレティックのマルセリーノ監督のコメントです。
「国王杯のファイナリストとなったバレンシアを祝福したい。このラウンドは非常に互角の戦いだった。1stレグで我々があまり良くなかったことで、その代償を支払うことになってしまった」
「我々の試合の入り方は良かったし、バレンシアよりも優れていたと思う。決定的なチャンスも何度か作った。ただ、ゲデスのゴラッソで試合を決められてしまった。全体的に互角だったが、1点多くとったチームが勝ち上がったということだ。前半終了間際のゴールは我々を大きく傷つけるものになった。バレンシアは効率的な戦いをしたと思う。今一度、彼らを祝福したい」
「ウイリアムズのチャンスは決定的だったが、決めきれなかった。フレッシュさと試合展開の読みが時間と共に失われて行ってしまった。イケル(・ムニアイン)のシュート、イニゴのFKもいずれも相手GKにはばまれて、彼らはロングレンジからのシュートで得点を奪った」
「後半、我々は追いつくための策を打ち、攻勢のまま最後の時間帯に入った。しかし、前半よりもチャンスを作れずに終わってしまった。1stレグとの決定的な違いは、ホームで1-0にしながらクリーンシートを維持できなかった我々と、それを成し遂げた彼らだ」
「全体を通してみれば、今日は我々が優れていたと思うが、スコアでバレンシアが上回った。トーナメントで敗退する時はこういうものだ。イニゴが前線に上がって我々が無秩序になった最後の時間帯以外、バレンシアはほとんどチャンスを作り出していなかった。レアル・マドリーとバルサを破るという特別な国王杯を経験してきただけに、これ以上進めないことを残念に思う」