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バルセロナ戦を終えてボルダラス監督のコメント(2022/2/20)

バルセロナ戦終了後のボルダラス監督の公式会見です。大量失点を喫したことで、失点が減らない理由についての質問が多くなりました。また、ボルダラス監督はミスを修正できないチームについて「上位陣と戦うためのポテンシャルがない」と感じていることを話しました。

バルセロナ戦を終えてボルダラス監督のコメント(2022/2/20)

──アトレティコに敗れた後、あなたは欧州カップ戦について語るには地に足を付ける必要があると言いました。今は下を気にしなくてはならない状況です。チームの失点が減らないことは6番の選手(守備的MF)がいないことによるものなのでしょうか?
「これまでの数字と成績を見て、今の状況がそのままの現実です。欧州カップ戦のことは考えられません。リーガのラストスパートの時期に落ち着いて、苦しむことがないように、必要な勝点を考えなければなりません。これだけ多くの失点を重ねていれば、どんな可能性もあると言えるでしょう。5バックでプレーしたり、中盤を強化したり、ほぼ全てのことを試しましたが、私たちのチームはリーガにおいて失点数でワースト2位なのです。考えなければならないことはたくさんあります。このままで良いわけがありません。この試合のために私たちはとても良い準備をしてきました。ベティス戦やセビージャ戦のようにロングボールで裏を取られる可能性もあると話していました。それにもかかわらず、1点目は私たちが正しいポジショニングが出来ておらず、まさに裏を取られての失点でした。相手に多くのチャンスを与えないためにも、私たちは目を覚まさなくてはなりません。加えて、今日のバルセロナはプレーがとても正確でした。シュートがたった6本しかなかったのに4点とったのですから」

──開幕直後は上位に居ましたが、今は中位に居ます。このような状況になることを想定していましたか?
「いえ、想定していませんでした。私たちは初日と同じようなミスを繰り返しています。バルサの先制点と同じような形の失点はこれまでにも何度もありました。ミスを修正しなければ失点という出血を止めることは難しいものです。リーガで2番目に失点が多いチーム、こんなことになるとは思っていませんでした。現実を直視しなければなりません、私が求めているものは、ビルバオ(国王杯準決勝1stレグ)で見せたような試合をすることです。今日のような失点を重ねないために、全てを出し切らなくてはいけません」

──何故失点が減らないのでしょうか?メンタルあるいはフィジカルの問題ですか?それとも必要な選手が欠けていることが理由でしょうか?
「一番の責任者は私です。そしてこれはチーム全体の問題であり、センターバックだけの問題ではありません。これまでずっとこの数字を改善しようと努力してきましたが、まだ解決できていません。毎週、チームは守備練習を繰り返していますが、それを試合で実践できていないのが現状です。バルセロナのポテンシャルは知っていましたので、試合前の時点では今週の仕事の成果が出ることを期待していました。残念ながらそうはならなかったので、引き続き改善に取り組んでいくつもりです。リーガはまだ残りが長く、必要な勝点も得られていません。今日の私たちの見せたイメージは私たちのファンに相応しいものではなく、その点で悲しく思います。良い結果を出したかったのですが、今日はそれが叶いませんでした。たとえ負けることがあっても、今日のような負け方をするのではなく、そう簡単に倒されないチームでありたいと思います。その点でも今日の私たちは、バルセロナのポテンシャルに対抗するには無力でした」

──"チームが無力である"と言いましたが、その点について掘り下げてもよいでしょうか?
「私たちのチームを上位のチームと比べることはできない、それが現実です。上位のチームのどこにも勝てていないのですから。今の私たちにそういう上位のチームのようなポテンシャルはないということです。そして、そういうチームに勝つために私はここに居るのに、勝てていないので悔しい気持ちであふれています」

──今の数字は、シーズン序盤にクラブが掲げた目標と比べていかがでしょうか?
「目標は変わっていません。私は野心的な監督であり、チームの数字を改善することを目標としています。これまではそれを達成できていませんが、まだ試合は残っており、改善していかねばならないと思っています。前節、ビトリア(アラベス戦)では最悪な試合をしてしまい、今日も良い試合をできませんでした。次のマジョルカとの重要な一戦について考えなくてはなりません。決して油断することなく、必要な勝点を取るまでは落ち着いていなければなりません。悪い流れを修正するために、働き続ける必要があります」

──ガヤの状況はいかがでしょうか?
「足に違和感を抱えています。明日検査を受けますが、怪我ではないことを祈るばかりです」

──ハーフタイムでギジャモンを下げたのは戦術的な理由ですか?フィジカル的な理由ですか?
「ウーゴは鼻を骨折しており、マスクをしていると視界が狭くなるというデメリットがあります。この理由で通常より負担の大きい試合をしている彼に無理をさせたくなかったこと、そしてマキシの投入で点差を詰めたいと考えました」

──第25節を終えて、残留という目標を設定しなければならないことをどう感じていますか?またこの脆弱なチームでアトレティック(国王杯準決勝2ndレグ)に勝てるのでしょうか?
「とても悔しい思いですし、ここに来た時の私の目標ではないので、とても、とても腹立たしいです。私は野心家なのでこのようなことは望んでいません。競争力のあるチームが好きですが、そのためには常にアトレティック戦(国王杯準決勝1stレグ)のようなレベルにないといけません。今の状況に満足しているわけがないですし、悔しさでいっぱいです。それでもこのチームはアトレティックに勝つ力はあると思っています。そしてビルバオで見せたような試合(1stレグ)をすれば、もちろんその可能性は上がります。そういうイメージを持たなければなりませんし、選手たちもそれを理解していると思います」

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