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アトレティック戦を終えてボルダラス監督のコメント(2022/2/10)

国王杯準決勝1stレグを終えて、ボルダラス監督の公式会見です。試合終盤のウーゴ・ドゥロへのPKが認められなかったことについて不満の声をあげています。

アトレティック戦を終えてボルダラス監督のコメント(2022/2/10)

──ラウール・ガルシアが"サッカーをしようとしていたのが1チームしかなかったら、プレーするのは非常に難しい"とコメントしています。
「他人の言うことにコメントするつもりはありません。私たちはバルセロナとレアル・マドリーを倒してきた絶好調の相手に対して素晴らしい試合をしました。ウーゴ・ドゥロのPKの場面で笛が吹かれていれば勝利を手繰り寄せることができた、という思いはあります」

──試合終盤のPKの場面についてどのように見ましたか?
「たとえ審判であっても瞬間的に判断することが難しい場合があります。ホセ・ルイス(主審)は強いプレッシャーのかかる雰囲気の中で、素晴らしい試合をしました。しかし、あの場面については私たち全員でロッカールームで確認しましたが、非常に明確なファウルがありPKになるべきだったという意見で一致しています。あの場面でVARが介入し、主審を助けなかったことが理解できません。カルロス(・ソレール)に対するアクションも同様で、あれは一発レッドカードが出るべきでした」

──"主審が良い仕事をした"と言いましたが、準決勝という重要な舞台でバレンシアにとっては次の試合に影響を与える微妙な判定が多かったと思いませんか?
「ホセ・ルイスは良い仕事をしました。ただ、VARが彼のミスに異議を唱えなかったことについて文句があります。このようなことで私たちをがっかりさせないでもらいたいです。あの場面は非常に素早く判断しなければならないアクションであり、主審がミスをしても責任を問うことはできません。あのような場面で正しい判断を知らせるのはVARの仕事です。私たちはシーズンが始まって50秒でウーゴ(・ギジャモン)を退場させられました。繰り返しになりますが、何故VARが入らなかったのかが理解できません。ただ、この次の試合に向けて、この2つの判定にこだわるつもりはありません。簡単ではない雰囲気の中で、今日のチームは良い仕事をしました。今は週末のリーグ戦のことを考えなければなりませんし、その後で数週間かけて2ndレグの準備をします」

──ファンに向けてのメッセージをお願いします。
「ファンはチームと一緒にいてくれます。今日の私たちは全力を尽くし、非常に強い相手チームに対して良い場面も作りました。セットプレーから1-0とされましたが、チームは試合から離れず、同点弾を決めました。決勝進出の確率は50%です。2ndレグで勝たなければなりませんが、きっとファンはチームと共に居てくれると信じています」

──若いチームにとって今日のような試合は成熟度が試されます。今日はこれまでで最も完成度の高いアウェーゲームだったのではないでしょうか?
「うちの子たちはよくやってくれました。彼らの中にはこのような大舞台の雰囲気を経験したことのない子たちも居たと思います。今日のような雰囲気の中では私の声も聴こえず、修正するのも大変だったでしょう。私も指示を出すのに苦労しました。でもとても良い経験になったと思います。彼らを労いたいと思います」

──ティエリーとフルキエのダブルサイドバックを起用しました。前回はフルキエを3センターバックの一角で起用しましたが、どのように使い分けているのでしょうか?
「そうですね。前回はフルキエの仕事を変えましたが、今日はそうしませんでした。今日はアトレティックのムニアインとユーリの縦のラインがとても強力なことを知っていたので2人を縦に並べました。ティエリーもフルキエも私たちに多くのものを与えてくれる選手です。相手の狙いに良い対処をしてくれたと思いますが、最後は2点目を取ろうとする難しい展開になりました」

──ガヤの負傷の状況はいかがですか?
「彼自身がトラブルを抱え、交代を求めてきました。これから検査を受けますが、軽傷であることを祈るばかりです。ただピッチ上で見たイメージほど状況は悪くないように感じています」

──マキシ・ゴメスには何が起きたのでしょうか?
「ハーフタイムに退場処分となりました。私はロッカールームに入っていたので何が起きたのかはわかりませんし、意見を言うこともできません。後半ピッチに出る際に、スタッフと話したところ、彼が退場させられたと聞きました」

──ウーゴ・ドゥロの役割をどう評価していますか?
「ストライカーはゴールを決めることで生きていくものですが、私はウーゴをゴールだけでなく、彼の仕事全般で評価しています。チームにとってとても重要な存在です。彼はとても正直な選手で、どんな努力も惜しみませんし、ゴールを決めることも、今日のようにPKにつながるファウルを誘発することもできます。彼がフベニールの選手だった頃から知っていますが、とても気配りのできる子でした。彼のことはもちろん、チーム全員を労いたいと思います」

──決勝戦まであと1試合となりましたが、3時間前(試合開始前)より決勝に近づいたと感じませんか?
「まったく近づいていません。アウェーゴールが2倍の価値があれば一定のアドバンテージがあると言えますが、それがない今季はまだ同点です。これはサッカーであり、何が起こるかはまだわかりません。今日はサン・マメスの雰囲気でアトレティックが有利と考えることもできましたが、これは最も純粋なサッカーの形であり、非常にハイレベルな激しさと野心を持った2チームの戦いです。勝ち抜けの確率は両チームとも50%ずつであるということに疑いの余地はありません。2ndレグはホームで戦えますが、私たちが有利であると考えてはいけません。ただ、メスタージャの雰囲気は今日のサン・マメスと同じかそれ以上になると信じています。美しく魅力的な一戦となるでしょう」

──イライクス・モリバのプレーを評価してください。
「あのポジションであの(6番の)役割を求められたことはこれまでのキャリアでそれほど多くなかったと思いますが、彼もまた素晴らしい試合をしました。特に前半はセカンドボールへの対処が難しくありましたが、それも想定内です。このようなレベルの相手と対面したのですから」

──今日、ようやくチームとしてアウェーでの戦い方のレベルが1段階上がったように感じましたが、いかがでしょうか?
「確かに、今日の私たちはチームとして一歩前進しました。アトレティックは勝ちたがっていましたが、今日の私たちは試合の進め方を知っていました。苦しむ時間があることも理解し、落ち着いて忍耐強く戦いました。途中から出場した子たちも、試合に入るのは簡単ではなかったと思いますが、全員でチームを支えました」

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