リベロがレンタル移籍(追記あり)
クリスティアン・リベロ(23)がアメリカMLSのFCダラスにレンタル移籍することになりました。レンタル期間は2023年6月までの1年半です。
リベロは2008/2009シーズン、10歳の時にバレンシアに入団しました。約13年間の在籍中、一度もレンタル移籍することなく、アレビンから全てのカテゴリをバレンシアで過ごしてきました。VCFメスタージャで3シーズンをレギュラーとして過ごし、昨季ようやくトップチーム登録。国王杯テラッサ戦で公式戦デビューを果たしました。リーガデビューは果たせなかったものの国王杯では4試合すべてに出場しました。
今季は第2GKへの昇格も期待されて迎えたシーズンでしたが、クラブがジャウメ・ドメネクの放出に失敗したことに加え、予想外のママルダシュヴィリの活躍により、4番手GKの扱いとなってしまいました。チームに4人のGKが居ることは普通ではありません。彼が今冬チームを離れることは当然の流れでした。
FCダラスは元VCFメスタージャ監督のニコ・エステベスが監督を務めています。エステベスはバレンシアのカンテラの指導者を務めていた期間のうち2010/2011シーズンにリベロを自分のチームで指導したことがあります。リベロにはスペイン2部リーグのクラブからのオファーもありましたが、彼自身がアメリカ行きを決断しました。
※1/31追記
ダラスがリベロの買取オプションを求め、バレンシアがそれを拒否したためレンタル契約は破談となりました。その後にオファーが届いたセグンダのアルコルコンがリベロのレンタル移籍先となります。オプションのない単純な半年間のレンタル契約です。アルコルコンは正GKのダニ・ヒメネスが徳島ヴォルティスに移籍したため、バックアップGKだったホセ・スアレスとレギュラー争いをすることになります。