MFジェイソン(27)が、アラベスに完全移籍することになりました。2025年6月までの3年半契約で、移籍金は発生しない代わりにバレンシアはジェイソンの将来の移籍金の30％を保持します。

ジェイソンは2019年の夏にフリートランスファーでレバンテからやってきました。しかし前年に国王杯を制したチームにおいて彼は当時のマルセリーノ監督の構想に入ることが出来ず、すぐにヘタフェにレンタルに出されることになりました。

昨季バレンシアに戻ってきた時は、チームが主力を大量放出したこともありプリメーラ経験のある彼は居場所を確保すると見られましたが、ハビ・グラシア監督が若いユヌス・ムサに賭けたことで、継続した出場機会を得られませんでした。今季もリーグ戦での出場時間は5試合で73分となっています。

アラベスは今季開幕前の時点でもジェイソンの獲得に興味を示していました。実際にアラベスとは移籍で合意していましたが、アラベス側が移籍期限最終日までにウインガーのエドガル・メンデスの放出を出来なかったこともあり、ジェイソンの移籍も時間切れで破談となっていました。

クラブはこの冬の移籍期間でさらに3選手の放出に向けて動いています。1人は人員過多となっているGKのリベロ、あと2人はボルダラス監督の構想外となっているアレックス・ブランコ、マヌ・バジェホの2人です。

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