アレンテイロ戦を終えてハビエル・ビダルコーチのコメント(2021/12/16)
昨夜のアレンテイロ戦、2つ下のリーグの相手に苦しみんがら延長戦で何とか勝利を得ることが出来ました。COVID-19陽性反応により欠場したボルダラス監督、パトリ・モレーノ第2監督に代わってこの試合の指揮を執ったフィジカルコーチのハビエル・ビダルは試合後の会見で「この勝利は義務だった」と語りました。
──この試合を評価してください。
「私たちは相手チームに対して良い準備をしてきたと思います。相手のスタジアム、土地、相手の状況などを学んでここにきました。国王杯は非常に難しく、どんな試合でもプレゼントにはなりません。どのラウンドでも勝利という結果を得ることが難しいというのは私たちが警告してきたことですが、幸いにも次のラウンドへ進むことが出来ました」
──延長戦まで戦いきっての3回戦進出となりました。
「私たちにとって次のラウンドに進むことは義務でした。私たちはバレンシアであり、この大会で勝つことを真剣に望んでいます。今日の試合は最後の最後で決定づけられました。延長戦ではボルダラス監督がチームへのメッセージとして求めてきたことが背中を押したと思います。とても嬉しいです」
──アレンテイロの印象を教えてください。
「1回戦と同様に地元のチームを力強く支えるファン、プリメーラのクラブとの対戦を楽しみにするファンがいて、今夜は非常に素晴らしいサッカーのための雰囲気がありました。相手のファンが素晴らしいサポートをしていたこともあり、相手は私たちに多くの困難をもたらしました。私たちがこの試合に苦しんだことは間違いありません。私自身の経験を踏まえて対戦相手として見た感じでは、アレンテイロは多くの希望があるチームだと思います」
──この試合についてボルダラス監督からの指示はありましたか?
「監督は私たちが準備し始めたその日から頻繁にチームに関与しています。私たちスタッフとも毎日連絡を取り合い、今日も試合中にずっと電話で指示をもらっていました」