クラブはCVCファンドからの資金を活用してパテルナ練習場を拡張するための2つの区画の公売に入札しました。

新スタジアム建設とは別に、クラブは保有する施設のレベルアップに費用を投じる計画を用意していました。具体的には現在のパテルナ練習場の隣接エリアに選手のための新しい寮と医療センターを設計します。

エル・デスマルケの報道によると現在の敷地内にこれらを建設することは行政的に許可されていないそうで、実現のためにはこのエリアの購入が不可欠となります。そして実現した場合、練習やパテルナでの試合で負傷したトップチームを含むすべての選手たちは他の医療施設まで移動しなくても、自前の施設で検査を受けられることになります。

アカデミーの成長プロセスはクラブのスポーツプロジェクトの重要な柱の一つです。その実現のためにクラブは、ラ・リーガ・インプルソで得られる約1億2100万ユーロの一部を割り当てます。

財務省の報告によるとバレンシアが購入しようとしている2区画の合計面積は5,535平方メートルで、入札の最低価格は69万2855ユーロとなっています。バレンシアは現時点で唯一の入札者であることから購入は決定する見通しです。