高騰するママルダシュヴィリの価値
今季ディナモ・トビリシからレンタルで加入しているママルダシュヴィリ。今季ジョージアA代表デビューも果たした彼の価値はバレンシアが当初想像したよりもはるかに高いレベルまで上昇しました。
CIES(国際スポーツ研究センター)の最新の発表「主要リーグのクラブに在籍する23歳未満の選手の市場価値ランキング」のGK部門で、ママルダシュヴィリが7位に入りました。推定市場価格は800万ユーロと算定されており、約80万ユーロでの買取オプションを保持するバレンシアは、市場価値のおよそ10分の1の金額で彼を獲得することが出来るということになります。
バレンシアの持つ買取オプションは、年内に行使することで買取金額(移籍金)が80万ユーロ強、それ以降来年6月30日までの行使で100万ユーロ程度、それ以降は無効となります。そしてバレンシアは、このオプション行使についてディナモ・トビリシとの交渉をまだ開始していません。
開幕から手にしていたポジションを復帰したシレセンに奪われたにもかかわらず、このジョージア代表GKはバレンシアでのキャリア継続=買取オプションの行使を望んでいます。そしてクラブが金銭面で問題を抱えており、わずかでも買取額が上がることがオプション行使の可能性を下げることになるのを理解しているため、今月中の行使を望んでいます。