ガヤとカルロス・ソレール、2人のバレンシアのキャプテンがラス・プロビンチャスからのミニインタビューに答えました。

カルロス・ソレールがサッカーを始めるためには、祖父からの"報酬"であるゲームボーイが必要でした。また、ガヤは彼がバレンシアでプレーするために家族が彼のために行った努力を理解しています。「彼らがいなければ僕はサッカー選手にはなれなかったでしょう」と言います。

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──2人とも最初はストライカーとしてサッカーを始めましたが、今は1人がDF、もう1人がMFです。適応は簡単でしたか？

カルロス・ソレール
「適応が難しい部分もありますが、その都度可能な限り耐えられるようにベストを尽くしています。それは今でも同じことで、スタメンの11人に入るために毎日練習し、働かなければいけません」

ガヤ
「何年間もウインガーとしてプレーしてきたので、最初は少し違和感がありました。でもコンバートされてからのキャリアに不満はありません。もしFWとしてプレーを続けていたら、プリメーラでプレーすることはなかったと思います」

──プロのスポーツ選手のその中でもエリートの世界に入るのは簡単ではありません。お二人が長いキャリアを通じて払ってきた犠牲は報われましたか？

カルロス・ソレール
「背景にある犠牲の全てを知っている人はほとんどいません。一般的に、この仕事を目指すにあたっては多くのことを諦める必要があり、最悪なことに愛する人たちの時間も奪うことになります。好きなことを仕事にできるということは、それがサッカーであろうとどんな仕事であろうと贈り物です。誰も何も与えてくれませんでしたが、僕は自分が経験している全てに感謝しています」

ガヤ
「もちろんです。いいえと答えたら利己的な人間になると思います。何百回にもなる送迎、遠征、勉強...僕がここに来るまでには家族の大きな犠牲があったことを認めます。彼らなくして今の僕はありません。そしてプロになってからも食べ物、休息、トレーニングの面で犠牲を払わなければなりません。そしてそれらの努力の全てが僕を補ってくれています」

──満員のメスタージャであなたたちの名前が叫ばれていることに気が付いた時、どんな気持ちになりますか？

ガヤ
「その気持ちをうまく表現する言葉を見つけるのが非常に難しいですね。世界中の人がいつかこの気持ちを味わえたらいいのになと思います。まるで雲の上に居るような最高の気分です」

カルロス・ソレール
「なんとも言えない、言葉では表現できないものです。理解するためにはそれを感じないと難しいと思います。最初に僕の名前がチャントされた時のことを覚えています。デビューした2016/2017シーズンのメスタージャでのセルタ戦で、ループシュートを決めた時でした。髪が逆立っていたような気がします。そのくらいの信じられない出来事でした」

──バレンシアでキャリアの全てを過ごすプランを考えていますか？

ガヤ
「バレンシアは僕の家であり、僕のチームであり続けるだろうと常に言ってきました。このクラブで非常に快適に過ごしていますし、契約も2023年まであります。そしてクラブと契約延長に向けてのプロセスを始めたことも知っています」

カルロス・ソレール
「トッティ、ギグス、プジョールなど1つのクラブでキャリアの全てを過ごした選手たちを見て、彼らの存在がそのチームやファンにとって何を意味するのかを理解すると、これを美しいことだと感じずにはいられません。人生の全てを過ごしてきた故郷のクラブが、個人的にも集団的にも興味深いスポーツプロジェクトを提供しているのであれば、これ以上の場所はありません」

──スペイン代表のシャツを着ることは夢の実現でしょうか？

ガヤ
「間違いありません。母国のシャツを着て、母国のために戦えることは最高です。加えて、代表に呼ばれるということは、クラブで物事を上手くやっているからということになります。なので喜びは2倍ですね」

カルロス・ソレール
「自分の国のシャツを着ることはいつでもすごくエキサイティングなことです。僕はスペイン代表の最高の時期を見て育ちました。そしてずっとそのシャツを着てプレーすることを夢見ていました。今、カタールでのワールドカップ出場権も獲得しましたが、これらのことを当事者として体験できることは非常に特別なことです」