州ダービーを終えてボルダラス監督のコメント(2021/10/30)
メスタージャでの州ダービーを終えてのボルダラス監督のコメントです。ホームで2-0で勝利して"危機"をストップしたことについて、ファンに忍耐を強いてきたことに対する思いを語りました。
──システムを変更して8試合ぶりの勝利を得ました。
「非常に重要だった結果以上に、私自身満足しています。何よりもチームの態度と努力、これがファンが見たがっていたものであり、私たちが求めていたものです。協力的で、試合の扱い方を理解して、全てを出し切るチーム...チームがイメージしていたものを具現化してくれた選手たちを労いたいと思います」
──ウナイ・エメリ監督が今日の試合は荒くて中断ばかりだったと述べました。
「ウナイのことをリスペクトしていますし、偉大な監督であると思っています。ですが私は同じ仕事をしている者として通常、対戦相手の言葉は評価はしません。私たちは皆、今日の試合を見ました。彼らは常に中盤でファウルをしてきました。ラチッチはわずか2分でファウルを受け、カードも提示されず...主審はセンセーショナルだったと思います。失われた時間があってもそのうち約9分は後から補填されました」
──久しぶりのクリーンシートになりました。
「私たちが苦しんでいた出血(※失点が止まらないことの例え)を止めることが必要でした。ゴールを許すと勝つことは困難になります。チームは団結し、組織化されました。ヤスパー(・シレセン)が止めた1本のシュートを除いて、相手はチャンスを作っていないと思います。そして私たちは反撃する方法を知っていました。ラストパスの精度は欠いていましたが、それでも非常に良い結果を得られたと思います」
──残念ながら再び負傷者が出てしまいました。
「ラチッチはビジャレアルの選手から強いコンタクトを受け、耐えることができませんでした。ティエリーにはまだ違和感が残っています。私たちは彼の復帰を急いではいませんでしたが、彼自身がプレーしチームを助けることを望んでいました。ガブリエウはハムストリングに違和感を訴えました。検査する必要があります」
──7試合勝利なしという悪い流れの中でもファンからのサポートを感じてきましたか?
「私は常に支えてもらっていると感じてきました。この勝てなかった間も、批判されることは一度もありませんでした。彼らは私がバレンシアに人生を賭けていることを知っています。だからこそ、ファンには少なくとも今日のチームが見せたような仕事と努力がふさわしいのに、それを出せていないということをこの1か月半の間、悲しく思っていました」
──今日の試合へのアプローチが今後の基本形となるのでしょうか?
「今日の作戦は今日のためのものです。試合はそれぞれ異なります。私たちは常に自分たちのことを考え準備し、相手の長所を最小限に抑えるように努めます」
──ギジャモンのプレーについてどう評価しますか?
「素晴らしい試合をしました。彼はチームを助け、カバーし、落ち着いて試合に取り組んでいました。いくつかの場面でミスもありましたが、ミスをしないというのは簡単なことではありません。彼は非常に受容的な若い選手であり、多くを改善する必要があります。それでも今日彼が素晴らしい試合をしたことは間違いはありません」