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ボルダラス監督のベティス戦前日会見(2021/10/26)

ベティス戦前日の公式会見です。マジョルカ戦後にガブリエウが「10位を目指して戦うためにバレンシアに居るわけではない」と発言したことについての質問もありましたが、ボルダラス監督は彼の発言に理解を示したうえで、ヨーロッパカップ戦などの目標について話すことは避けました。

ボルダラス監督のベティス戦前日会見(2021/10/26)

──マキシ・ゴメスの怪我の状態はいかがですか?前節ハーフタイムで交代したのもその影響でしょうか?
「マキシがハーフタイムで違和感を抱えていたので、リスクを冒さないよう交代することにしました。だいぶ良くなっていますが、まだわずかな日数しか経っていません。彼を起用できるかどうかは様子を見てみましょう」

──筋肉系統の負傷の可能性は考えなくて良いですか?
「大きな怪我ではありません。筋肉の過負荷がありますが、良い感覚が無いため全体練習には参加しませんでした。連続して沢山の試合が続きますし、リスクを冒す必要がないためです」

──残りの負傷者の状況はいかがですか?
「チェリシェフは膝の側面に問題を抱えています。カンプ・ノウでのウォーミングアップで痛みを感じたようで、深刻な怪我ではありませんが、次節の出場は難しいでしょう。ラト、ティエリーは起用できる状態だと考えています」

──ピッチでチームがあなたの望まないプレーをしていることについてどのように説明しますか?
「試合で競争している時、監督が全てをコントロールすることはできません。私たちが出来ることは物事を正すことです。マジョルカ戦では私たちが取り組んできたことではないことをし、その代償を支払いました。しかし今は既に次の試合に焦点を合わせています」

──明日の対戦相手ベティスは2021年になってからリーガで最も負けていないチームです。
「私はその統計は特に気にしていません。今は昨季とは異なる新しいシーズンです。確かなことは素晴らしい時期を過ごしているベティスとの対戦だということです。彼らは大きく成長し、素晴らしいチームを持っています。他のチームと対戦する時と同様に、最大限の集中力で試合に臨みます」

──ガブリエウ・パウリスタの言葉をどのように感じますか?あの発言と沈黙ではクラブの内部的にはどちらが正しいのでしょうか?
「誰もが自分の望む言葉を持つことが出来ます。マジョルカ戦は既に過去の事象であり、私たちはベティス戦に集中しています。マジョルカ戦のような予期しない状況が発生することもあります。しかしその試合でもチームは後半に反応し、なんとか勝点1を守ることが出来ました。チームには前半のパフォーマンスを二度と繰り返さないことを話しました。私の言葉はいつでも同じです。リーガは長距離レースであり、私は落ち着いています」

──直近6試合で勝点3しか得られていません。チームに何が起きたのでしょうか?
「明らかに私たちは守備面で問題を抱えています。この6試合で多くの失点を許しましたが、それは予期していなかったものです。そしてどんなチームでも簡単にゴールを与えるようでは勝利のチャンスは減少します。その点で私たちには修正する考えがあります」

──その修正の中で最も懸念していることは何ですか?
「継続して失点を許している点です。バルセロナとセビージャ相手に3失点、マジョルカに2失点...そして私たちは多くのゴールチャンスを作り出せるベティスと対戦します。簡単にゴールを許すようだと難しい展開になるでしょう」

──全ての競争にはゴールという目標があります。ガブリエウ・パウリスタはそれについて明確にヨーロッパカップ戦出場と言いました。あなたにとってはいかがでしょうか?
「私たちは全員、同じ道を歩いています。パウリスタの言葉もひとつの意見です。彼は私が言っている一歩一歩行かなければならないという言葉の意味もよく理解しています。サッカーの世界では中長期的な目標は実現出来ません。日々、私たちがたどり着ける場所を目指すのみです。何度も言っている通り、私たちの目標はベティス相手に良い試合をすることであり、長期的な目標を設定することはできません」

──あなたにとってパウリスタの発言はフラストレーションになりますか?
「彼の言葉を心から尊重しています。彼はチームのカピタネス(キャプテン)のひとりです。彼も私と同じ野心的な人間です。私は彼の考えや発言の多くに共感していますが、プロとしての私たちの義務は一歩一歩進むことです。必要な短期目標を達成できずに長期目標を設定することはできません」

──前節ウーゴ・ギジャモンがプレーしなかったのは疲労を考慮してのものですか?マジョルカがより手頃な相手であると考えたからですか?
「私は全ての試合に自分が正しいと思う選手を起用します。そして同じ11人を繰り返した後に選手を入れ替えると、ローテーションかと尋ねられます。そして変更を加え結果が良くなかった時、さらに尋ねられます。ラチッチは日々良い仕事をしていたので、彼と試合に臨むことが良いと判断しました。その後、試合が進んでいく中で他の場所を埋める必要があり、ウーゴを起用するというアイデアもありましたが、最終的に他の選手を起用しました」

──統計によるとあなたのバレンシアは相手チームより多くのファウルを犯した2試合で勝っています。
「試合に勝つために相手より多くのファウルをしなければいけないというわけではありません。勝利に大きく関与しているのは他の要因だと思います」

──6試合勝利がない場合、サッカー面と感情的な側面を修正する必要があるかと思います。
「そうですね。気持ちの面は常に準備しておかなくてはなりません。結果は良い時も悪い時もありますが、気持ちの準備は不可欠なもので、そのために働かなくてはなりません。勝利という結果を得ると、論理的にはメンタル的に良い要素となります。しかし今、私は自分のチームが悪い状態にあるとは全く思っていません。チームには感情面を大きく改善するための勝利を手にするという必要性と熱意があります」

──ベティスというチームについて何に注意していますか?
「懐の深い素晴らしいチームです。多くの経験を持つ人たちが居て、試合の様々な側面を支配し、柔軟なプレーと素早いトランジションが特徴だと思います。攻撃t力が高いので、私たちにとって難しい相手です」

──今のチームのレベルでベティス、ビジャレアル、アトレティコを倒すことが出来ると思いますか?
「もちろん、イエスです。私たちは自部たちの仕事を信じるチームです。チームは勝利に近づいています。その観点でいうと私たちは楽観的です」

──GKの交代は考えていますか?
「チームには非常に良く働いているGKが何人も居ます。私は誰に対しても何の可能性も閉じていません。皆、必要な時にプレーする準備が出来ています。今はシレセンがプレーしていますが、他にも良い仕事をしている3人のGKが居て、オチョトレーナとはよく意見交換しています。ひとつ言えることは失点の全責任がGKにあるわけではないということです。ママルダシュヴィリが外れたのは失点の数が理由ではなく、若い選手にもかかわらず多すぎるほどの責任がかかる状況だったからです」

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