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バレンシアの新たな給与体系

欧州カップ戦出場を失ったことでバレンシアは推定1億ユーロの収入を失い、ここ2年間で大幅な経費削減を余儀なくされました。またCOVID-19の影響で入場料収入が得られなかったこともあり、クラブの財政は大きく圧迫されました。

バレンシアの新たな給与体系

この事実によってピーター・リムは移籍マーケットでの方針を大きく変えました。昨季の彼がチームを強化することを拒否し、1月にレンタルで3選手を連れてきただけにとどまったのは記憶に新しいところです。

そしてこのシンガポール人オーナーはさらなる支出削減のため、高額の給与を支払っている選手たちの放出に着手しました。1年前にクラブがロドリゴ、パレホ、コンドグビア、ガライ、コクランといったチームでトップクラスの給与をもらっていた選手たちを放出したのもこの理由に沿って行われたことであり、今夏もガメイロとマンガラが同様の理由でクラブを去りました。

今夏ピーター・リムが強く推し進めていたのは、平均給与が下がった今のチームでの高給取りであるシレセンとゲデスの売却でした。しかし2人に対して興味深いオファーが届かなかったため、ボルダラス監督は彼らを戦力として数えることが出来ています。

ボルダラス監督がやってきた今夏、アニル・マーシー会長は監督に補強を約束していましたが、実際のところ、リムは今夏もレンタルとフリートランスファー以外での選手獲得を認めていませんでした。しかし、この状況を変えたのはイギリスからの"ボーナス"でした。投資ファンド:CVCの出現はクラブの財政事情だけでなく、リムの考えにも変化を与えました。リムはマーシー会長に対して1150万ユーロまでの支出を認めました。マーシー会長はマルコス・アンドレに850万ユーロ、フルキエに260万ユーロ(インセンティブで320万まで増加の可能性あり)を投じて、リムから与えられた裁量の範囲内でマーケットを締めくくりました。

この投資ファンドの登場でも変わらなかったのはチームの給与体系です。昨季、クラブは「トップチームの選手たちの平均給与を200~250万ユーロにする」というルールを決めました。そのため今夏やってきた6人の新戦力(ママルダシュヴィリ、アルデレーテ、フルキエ、エウデル・コスタ、ウーゴ・ドゥロ、マルコス・アンドレ)はいずれも年俸300万ユーロ(これはチャンピオンズリーグに参加するチームの平均給与の半分です)を超えていません。

クラブが移籍金を支払って獲得したマルコス・アンドレとフルキエの2人の年俸は200万ユーロに届いていません。アルデレーテも200万をわずかに超える程度です。昨季レアル・マドリーBでプレーしていたウーゴ・ドゥロの年俸は100万ユーロ強です。新戦力の中では最も安い給与であるママルダシュヴィリには出場ボーナスがついていますが、それでも総額で100万ユーロを超えることはありません。

新戦力の中で最も高給取りとなったのは移籍期間最終日に駆け込みでやってきたエウデル・コスタです。ジョルジュ・メンデスが代理人を務めるこのポルトガル人選手の場合は、所属元であるリーズ・ユナイテッドとバレンシアの2クラブで給与を負担する条件となっており、バレンシアは彼に300万ユーロを支払っています。

今夏のバレンシアは多くの選手の名前が補強の候補に挙がりましたが、このクラブの新たな給与体系により破談となった交渉も多く存在します。実際に(エウデル・コスタを除いて)250万ユーロを超える年俸を要求した選手について、リムは獲得許可を出しませんでした。

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