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バシル・モハメドのインタビュー「サッカーのためだけにスペインに来た」

ミゲル・アンヘル・アングーロ監督に率いられているバレンシア・フベニールAは、2021年に入ってから8試合で7勝1分と非常に堅実で効果的なサッカーを続けて、首位のビジャレアルに近づいています。

このチームは、年初にガーナ出身の新たなストライカー:バシル・モハメドを加えました。2002年生まれの彼はDivision de Honorの今季の最多得点者としてCFタラベラからバレンシアにやってきて、直近3試合で4ゴールとその数を増やしています。彼はまだスペイン語が堪能ではありませんが、その適応力の高さでサッカーが世界共通の言語であることを示しています。

バシル・モハメドのインタビュー「サッカーのためだけにスペインに来た」

──バレンシアに来て、数試合プレーしたけどどう?

「とても良い試合をしていると思います。ここに来た直後は新しいチームや新しい仲間になじむことは難しいと思いましたが、ここ4試合は順調に進んでいます。彼らと一緒にプレーしたり、チームとして活動できることをとても嬉しく思っています」

──チームはすごく好調と言える状態だね。

「僕らは勝たなければなりません。皆がそう望んでいる中で、順位表の一番上に立つためには、僕らは残りの試合を勝たなくてはいけないと思っています」

──チームの状態を教えてもらえる?

「とても良い雰囲気です。僕らはどんな相手にも勝たなくてはならないし、それは相手が首位争いをする相手か、それ以外のチームかは関係ありません。ピッチですべてを出して勝つ、そのために僕らは毎日練習しています」

──首位になれるかどうかは自分たちにかかっているからね。

「おっしゃる通りです。僕らはまず首位に立たなくてはなりません。直近7試合で6勝、引き分けがたった1試合あるだけでした。僕らの目標はリーグ優勝なので、残りを勝たなくてはなりません」

──前節:アルシラ戦終了後に、アングーロは君たちに何を話した?

「良い試合だったと言っていました。確かに完璧な試合でしたが、次の試合も非常に重要なので、喜びは置いといて、すぐに次の試合に集中する必要があります」

──次節は首位のビジャレアルとの一戦だ。

「絶対に勝つつもりです。僕も仲間もとても熱心に練習に取り組んでいます。僕はゴールを決めるつもりですが、僕がゴールを決めるかどうか以上に勝点3を確実に獲ることを考えています」

──試合でゴールを決めて何を感じる?

「とても気持ち良いです。選手として、FWとして良い感触を得ます。サッカーではゴールを決めるときはいつでも幸せな気持ちになり、もっと決めるためにもっと働きます。決められなかった時は不快感が残りますね。だから、ゴールを決めてチームを助けたいと思っています。練習で決めるだけでなく、試合で決めなくては意味がありません。ただ、僕の目標はいつでもゴールですが、常にチームの一員としてプレーすることを忘れたことはありません」

──君はそれほど背が高くないけど、アルシラ戦のゴールはヘディングだったね。

「選手として、身長の高低は関係ありません。ボールが来た時にそれをどうするかという決断ができるかどうかだと思っています。頭で決めるのは初めてのことではないですし、バレンシアでも既に決めています。全てのゴールを頭で決めたとしても、足で決めたのと同じように満足するでしょう」

──バレンシアのアカデミーで1か月半過ごしてどんな印象を持った?

「とても良い環境だと感じています。皆とても親切で、選手たちも監督たちも皆、僕に良く接してくれます。このクラブはすごく大きいですが、全員でひとつの家族のように感じます。練習場の設備も最高ですね」

──バレンシアからのオファーを受けたときはどんな気持ちだった?

「正直、バレンシアでプレーできるとは思っていませんでした。バレンシアから誘われた時も、まったく頭にないことだったので驚きました。タラベラでシーズンを終えるつもりでいたのですが、タラベラの皆もバレンシアでプレーすることがどれほどのチャンスなのかを教えてくれました」

──フベニールAより先にVCFメスタージャでデビューしたんだよね。

「すごく良い感じでした。タラベラではフベニールでしかプレーしていませんでしたが、ここではいきなりBチームでのプレーでした」

──ガーナからはどのようにやってきたの?

「僕がスペインにやってきたのは2020年、COVID-19が流行する前のことでした。その後パンデミックが始まり、僕らは家に閉じこもることになりました。ガーナからスペインへの引っ越しはモロッコを経由しないといけないのでとても長く感じました。でもサッカーをするためにスペインに来たということに興奮もしていました。来てすぐにパンデミックというネガティブな影響はあったものの、今ではすべてが完璧に進んでいます」

──君はまだCOVID-19のないスペインを知らないってことだね。

「いろいろ見て回る前にパンデミックになってしまいました。今も練習場とホテルの往復だけで、他に何も知りません。もっとこの国のことを知りたいと思っています。ただ、ここに遊びに来たわけではないので、サッカーに集中しています」

──本当にサッカーのためだけに来たの?

「はい。サッカーのためだけにスペインに来ました。この国でプレーするために、そしてプロサッカー選手になるために。この夢をかなえたいと思っています」

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