ファディガ・ワタラ獲得決定
フランスリーグのLOSCリールよりフランス人FWファディガ・ワタラ(19)を半年間のレンタル移籍で獲得しました。50万ユーロ+インセンティブでの買取オプション付きで、VCFメスタージャの登録となります。
ワタラはフランスとコートジボワールの国籍を保持する左利きのストライカーです。リールのユースで育ち、今季プロ契約を結んでトップチームに昇格しました。しかし、リールのトップチームで出場機会を得られていないことから、バレンシアが獲得に名乗りを上げました。
バレンシアのスカウト陣は、昨季のUEFAユースリーグでワタラの活躍(6試合4得点)を見てから彼の獲得を狙っていたようです。そして彼の代理人が元バレンシアのプレーヤーであるモモ・シッソコであったことも交渉がスムーズに動いた要因の一つでしょう。
ワタラ
「バレンシアに来ることができてとてもうれしいです。僕にとって非常に大きなチャンスであり、とても興奮しています。僕を評価してくれた人たちに信頼するに値する選手であるということを証明したいと思っています。僕は、自分がスピードとテクニック、得点力があるFWだと思っています。オスカル監督ともすでに会いましたが、僕がここに居ること、そしてできるだけ早く適応するために僕がスペイン語を学んでいることを喜んでくれました」
モモ・シッソコ
「ファディガはゴールを決める才能を持ったプレーヤーで、フランスでも最高の若手選手の一人と評価されています。今こうして偉大なクラブにやってきたわけですが、彼が生まれ育った国を出てトップレベルのサッカーが何かを理解することは非常に良いことだと思っています。肉体的にも精神的にも成長できれば、バレンシアで成功するためのすべてを手にすることでしょう。彼が100%の力をバレンシアで発揮できることを願っています」
----
VCFメスタージャにとってワタラは今冬3人目のFW獲得となります(バシルはフベニール登録と発表されましたが、加入してからずっとVCFメスタージャで過ごしています)。彼の獲得により、オスカル監督の構想外となっているフランス人FWノハ・ンドンバシ(19)、スタメン出場が僅か1試合のカルロス・ゴンサレス(23)は退団に向けて交渉が進められているようです。